強気な資源メジャー勢
仕事上、資源メジャーと呼ばれる会社とビジネス上の付き合いをすることになります。付き合っていると、悲しいかな日本の資源のなさを感じます。
言いたい放題の資源メジャー
この資源メジャーというのは市場を寡占しているのを良いことに、昨今は言いたい放題、無理難題を需要家に吹っかけています。
例えば、ある鉄鉱石のある品種は、ある国のある企業からしか購入出来ません。その寡占企業である資源メジャーは当然自身の優位性をわかっています。
鉄鉱石等の資源価格が低迷しているときは、需要家の力が勝る時もありますが、最近は資源価格も上がっていますので、資源メジャー側も強気です。
大口の需要家であればまだしも、大口とは言えない中規模需要家は、更に立場が弱くなります。
こういう中規模需要家には、資源メジャーは半ばいちゃもんに近い無理難題を吹っかけてきます。
その中規模需要家が顧客だった場合、私の勤め先もその無理難題な要求の間接的な影響を受けます。
日本では考えられない常軌を逸した要求をしてくることもあります。
ではどうするか
ここでまず思うのは、資源メジャーの株式というのは、低迷時にやはり仕込んでおくべきだということです。
主要な資源メジャー勢は以下の通り。
石油なら、
米・エクソンモービル(XOM)
鉄鉱石なら、
ブラジルのヴァーレ(VALE)
豪州 BHPビリトン
豪州 リオ・ティント
FMGはどうやら米国には上場してないようですね。各社資源ブーム時と比べると低迷してますね。
彼らは自社で船隊を持ち、需要家への輸送や配船まで一部行っています。
資源価格がサイクル的に低迷すれば減配もしますが、業績が回復すれば増配もするようで分かりやすい配当政策な模様。
株価低迷時には積極的に拾っていきたいと思います。
コメント
はじめまして。
このコメントは公開しないで良いです;BHPとValeの株価グラフが逆、入れ違いになっているように見えましたので、念のため。
ありがとうございます。
仰る通り、BHPとVALEの株価チャートが反対になっておりました笑
ご指摘頂き大変ありがたいです。
返信すると自動的にコメント承認になって公開されてしまうようです。。