「銀ETF(2026)」と「銀ETF(2025)」の異常な乖離が収まる
まず昨日の記事おさらいです。
先高観や思惑など、なんらかの原因で原資産を同一とする銀ETFの価格に乖離が生じています。
本来、価格が同程度になっているべきなので、その差益を得るべく裁定取引をするなら、繰り返しながら以下ポジションを建てると利益を得られます。
- 銀ETF(2026)売り
- 銀ETF(2025)買い
なお、くりっく株365は証拠金取引といってレバレッジをかけることもできる商品であり、運用方法(高レバレッジ)や上述乖離の拡大等によっては損失を被る可能性があります。取引を推奨する意味ではなく、十分ご注意ください。
乖離率は0%へ(9月30日夜)
昨日の記事でも書いたように最近「銀ETF(2026年決済)」と「銀ETF(2025年決済)」の乖離率が10~35%で推移していたわけですが、昨夜19時時点で乖離が見事に収まりました(以下「くりっく株365」スクリーンショットご参照)。

1日で乖離率が35%から0%にまで急速に縮小するというのは異例中の異例で、正常かつ円滑な値動きとはいえないかと思います。
マーケットメイカー(金融市場で常に買値と売値を提示し、投資家がいつでも金融商品を売買できるようにすることで、市場の流動性を確保し価格の安定に貢献する参加者)が意図的にさや抜きでもしているのかと思うほどに。
銀ETF(2026)は9月に組成されたもので、一部界隈では証券会社の営業マンが個人に「今は銀が上がっているので、新しく出た銀ETF2026がおすすめですよ」などと親に吹聴された子の体験談が匿名ブログに掲載されています。
まとめ・結果
いずれにしてもこのような乖離がある場合は、乖離が今回のように35%まで拡大するリスクもあるので、低レバレッジで期先のもの(2026)を売り、期近のもの(2025)を買うことで、裁定取引(同一価値の商品に生じた一時的な価格差を利用し、割高な方を売り、割安な方を買うことで利益を得る取引)が可能です。
私は今回乖離率が20%超程度の時に2026を8単位売って2025を8単位買いました。これによって60万円の利益を得られました。乖離率が10%超程度のときに全決済したのですが、もし乖離率が0%の時に決済していれば110万円ほどの利益になっていたことになります。
かような裁定取引を試みたのは初体験でした。先週の金曜日、乖離率が最大の時点でブログ記事で周知してもよかったのですが、その時は乖離率が拡大傾向で私も一時含み損であったので、そんな危ない取引を読者に勧めるには至りませんでした。
そこで、月曜に乖離率が縮小しはじめたときに記事化した次第。
たまにこの手の乖離があるようなので、時々チェックしてみるのも一案かと思います。
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