週明けの日本株戦略
まず今般の米国市場の下落および日経平均先物の下落は、
- 米雇用統計が市場予想を大幅に上回る強い内容を受けて利下げ期待の後退ならびに利上げ懸念の再台頭によるハイテク株への売り、
- 加えてスペースXなど大型上場への資金ねん出が重なったことによるもの
- イスラエルとレバノンの停戦合意後もヒズボラが攻撃継続を示唆したことによる地政学リスクの再燃
と一般に推論されています。
その線でいくならば、半導体の需要サイクルが崩れたことに起因するものではないことになります。つまり、「終わりの始まり」というよりは、調整または押し目の形成局面であり、いつ株を買い増していくか、という目線で現時点では構えることになります。
週明けは日経平均先物が大きく下げていることから、寄り付きも大幅なギャップダウンによるパニック的な売りが想定され、今をきらめくキオクシアもこれまで上昇を描いてきただけに高水準の利益確定売りやレバレッジポジションの清算が集中しやすいと思われます。
ではここでキオクシアを損切りすべきか、思案します。
売りが売りを呼ぶパニック売りが起こる可能性も想定されます。すでにキオクシアは株式投資をはじめて間もない人々が買い始めていることがSNS等から確認でき、FOMO的に相当レバレッジをかけた層も以前より増えているためです。
ただしあくまでキオクシア売買の主役は機関投資家や海外勢であり、加えて業績の裏付けをともなって上昇してきた銘柄。
半導体の需要サイクルが崩れたとの認識は現時点で持ち合わせていないため、今回で天井をつけるというよりは中長期では押し目形成という目線。押し目買いをねらいたい心情ではあります。