米国株は200日線を割る展開
近年は米国株から日本株へシフトするなど、私自身は米国株より日本株に対して強気なスタンスをとってきました。
今回の下げで印象的なのは、
- 米国株が相対的に弱め
という点です。

上図(S&P500)は200日線を割り込んでいます。つまり直近1年弱で買った人はそのポジションが含み損になっている可能性が高いことを意味します。
原油の輸出国である米国がここまで弱いのは、原油高騰による他製品への悪影響、利下げから利上げへ、スタグフレーション懸念など、さまざまな要因が織り込まれ始めていると考えられます。
少なくとも債券市場(2年債)は利下げどころか利上げを織り込み始めています。

対照的に日本株は200日線を割り込んでおらず、まだ距離があります。これまで上昇幅が大きかったことが寄与しています。
米中首脳会談などに向け、中東情勢が落ち着きを取り戻すにしてもまだ1ヶ月ほどあります。依然として混乱が続く場合、日本株のテクニカル的な次の節目は200日線となり、そのあたりまでの調整は視野に入ってくる展開と言えそうです。
とはいえ、今まで株式をあまり保有してこなかった人にとっては以前より株を安く買えることになります。短期の不安に流されず、長期の成長を信じ続けることで最終的に報われてきたのが株式市場ですね。