「FRBには逆らうな」
Wall Streetの格言です。
同日に米金融政策におけるイエレンFRB議長・ウィリアムNY連銀総裁ら要人3名が「米国株は割高」と牽制する発言がなされています。
ストラテジスト藤戸氏によれば、上述発言意図は、「バーナンキ議長が行った非伝統的金融緩和政策を正常化(=利上げ)する為、利上げを行っていく段階で米国株の過熱感が高まり暴落すると、利上げを一旦見合わせざるを得なくなる為、ガス抜きが目的か」と。
ITバブルの際はバーナンキ氏によるけん制発言「根拠なき熱狂」がなされた後もNYダウは上昇し続け、その後暴落したのは歴史が示す通りです。
直近PERは18倍
米国株高値警戒。
FRBには逆らうな。 pic.twitter.com/fMnf0HHmGB— 三菱サラリーマン@30歳でセミリタイア (@FREETONSHA) July 11, 2017
PERはITバブルの27倍と比べると、足元18倍と往時ほどではありません。しかし中銀に逆らうのはロクなことにはならないのも事実です。
長期金利上昇の意味するところは、リスクフリーレートが上がることになります。株式でリスクを取らずとも国債で確保できる利回りが上がる為、株式の魅力が相対的に薄れます。
と言っても給与収入がある限りは、少しキャッシュ比率を高めるかもしれませんが、従前どおり定期的に株式の買付を行っていく予定です。
姿勢が綺麗ですね。
Best wishes to everyone!