【お金の相談会報告】資本主義をシニカルに泳ぎ、人生の翼を手に入れる

先日、神奈川県内にて相談会を開催しました。今回のご相談者は40代で第一線を走る、押しも押されもせぬ著名な在宅クリエイターの方でした。以前オンラインでもご応募いただきました。
- 「資本主義をシニカルに見つつ、お金を増やしている」という客観的印象
- 本業が太い40代、投資とどう向き合うべきか
- 「おばちゃんになると翼が生える」という解放感への共感
- 「相続は子にさせたい」という生物的真理
「ブログの毎日更新、簡単なことではないと思います」というお言葉が印象的でした。なるほど同じく創作物を毎日更新されているであろう方だからこそ紡がれたお言葉なのだと、深く感じ入りました。
相談会に応募した背景
冒頭、相談しようと思った理由のひとつに、「資本主義をシニカルに見つつも、お金を増やしている」という点を挙げていらしたのが印象的でした。
たしかに資本主義は「いびつな格差拡大装置」という側面を感じつつ、生活を豊かにする現実的な手段として株式投資を活用してきました。理想主義に傾倒しすぎず、一定程度は現実主義でありたいです。
本業と投資の最適バランス
ご相談者さまの状況は、現金比率40%、40代という状況です。一方で本業が太く、拙速に株を買わずとも資産に余裕がある状態かとお見受けしました。
実際、能動的にアクティブ投資をする場合、どのようなことを考えて投資しているか、その手法をお話しました。以下ご感想を拝受しました。
(前略)
私は株をどうこうするよりも
本業頑張った方が自分にも社会にも貢献度たかいな。と気持ちがスッとした気がいたします。
個別株はたのしむ程度に未満株でやっていこうと思います。(そっと本田を買いました)大きな金額のお話ばかりしてしまいましたが、
いざ大暴落で動けるかとなると絶対固まるなと。
投資信託にコツコツ積み立てが一番性に合っていると痛感しました。(後略)
多くの方にとって、投資に対して本業のように時間を割く必要性は高くありません。私のように投資の波乱そのものを好む人間は少数派であるはずですし、それでよいはずです。
自分の強みが発揮できる本業を大切にし、投資は手離れ良く管理する。これはメンタルを安定させつつ資産を伸ばす近道にもなり得ると思います。
「おばちゃんになると翼が生える」
対話の中で飛び出した「おばちゃんになると翼が生える」という言葉には、深く共感しました。
おばちゃんになると、周囲の過度な期待、スカウトやキャッチなど色目で見られる、マウントに迫られる、そのようなことから解放される――。
実は、私も学生の頃、親友とこの手の話を何回かしていました(何の話しとんねん笑)。大阪のおばちゃんを念頭に、「一番強いんって、おばちゃんやんな。体面や承認を脱ぎ捨てた先に、真に自由に生きられるのでは」と。
加齢をネガティブに捉えがちな世の中ですが、「年齢を重ねることは、他者の目という重りを捨て、自分らしく生きるための翼を手に入れること」だと捉えれば、先の人生がとても楽しみになりますよね。
ほか、「在宅クリエイターは(紫外線の影響が小さいからか)みな若見えする」というお話も印象的でした。実際、説得力がありました。
「相続は子にさせたい」という生物的真理
これまで少なからず相談を受けてきたなかで、何人かの方に共通する点があります。それは、「相続は夫ではなく、子にさせたい」という切実なご要望です。
自身のお腹を痛めて命懸けで生んだ子こそが最もかけがえのない存在であり、資産を託したいと願うのは、理屈を超えた生物としての本能に近い尊い感情であるはずです。

相談会を通じてこうした人間模様に触れるたび、お金とは、想いを運ぶ器なのだとも実感させられます。対岸からものを見るというより、臨場している感覚を得ます。
ご相談ありがとうございました。結果的にお役に立てていましたら光栄です。
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