「AI・半導体はもう終わり」なのか。悪化するセンチメントとファンダメンタルズを分けて考える

日本株のセンチメントがよろしくない

ここ最近、日本株、とりわけAI・半導体関連株を取り巻くセンチメントがよろしくありません。

少し前までは、

  • AI需要はまだまだ拡大する
  • 半導体需要は強い
  • メモリ価格も上昇している

といった成長期待が株価を押し上げていました。

ところが足もとでは、

  • AI投資は持続可能なのか
  • 現在の高い株価を正当化できるほど業績は伸びるのか
  • 半導体市況の好調はいつまで続くのか

といった疑念が強まっているように感じます。

実際、先週末の日経平均は大幅安となり、キオクシア、アドバンテスト、ディスコ、ソフトバンクグループなどAI・半導体関連株が軒並み売られました。

他方、銀行や保険などには買いが入っており、AI・半導体関連に売りが集中しています。

つまり、「AI・半導体のファンダメンタルズが急激に悪化した」というより、「これまで高まっていた期待が剥落している」と映ります。

株価が上昇しているときは、多少の好材料でも「やっぱAIすご」と評価されます。

一方、センチメントが悪化すると、同じ材料でも「この成長はいつまで続くのか」と疑われよう状況。

株式市場とは、このように豹変します。

個人的には、いまのAI・半導体株を見て「もう終わった」と考えるのも早いと思っています。

とはいえ、「ファンダメンタルズは強いから下落は絶好の買い場」と決めつけるのもリスク選好的。

センチメントが悪いときは、いったん様子見というか、休むも相場かなとは思います。

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