勇気を出してお寿司屋さんに行ったら世界観が広がった話
このたび、とあるお寿司屋さんに行ったところ、世界観が広がるほど戦慄した経験を得ました。
歴史のある外観、Google評価を見ると3.9、口コミは賛否両論、しかしネタはなかなか良いように見える写真も少なからず視認できます。
お目当ての店が臨時休業だったので、これならば、と思い挑戦。するととんでもない帰結を迎えます。
入店すると、客は皆無。やる気のなさそうな女将さん(失礼ながら、そうとしか表現できない)がお出迎え。そしてこの酷暑にも関わらず、店内がじんわり暑い…。しかも長袖をお召しになっている。おそらくご年齢ゆえ、寒暖がわからなくなっていると拝察。これは仕方ありません。
にしてもこの時点で、連れも私も、嫌な予感がしはじめます。天ぷらだけ頼んで2軒目行こうか、と示し合わせます。
まずはお手並み拝見、天ぷらの盛り合わせ800円を注文。
んぬ…?海老天おいしいやないかい!
口に入れると香ばしいかほりが広がる。これはまさかのレベル高いのでは…お茄子とピーマンも申し分ない。
これはもしかすると、実は名店なのか…?そう感じ始め、握り寿司の特上をひとつ頼むことに。
しかしこれが壮大なトラップだったことがのちに判明します。
待ってる間、連れがもう一人前たのむか迷い出している。ならばということで二人前を注文。
そして、運命のご対面。
唖然。言葉を失うとは、このことか。
と…特上なんか?!これは….
まずマグロが黒い。クジラなんかな?というぐらい黒い。しかも特上なのに中トロもない。以下構成です。
- 黒いマグロ2貫
- 黒いマグロときゅうりの巻物3貫
- ほたて
- いくら
- 海老(尾が黒ずんでる)
- うに(変な味がする)
- やたら大きな玉子
これぞまさしく、クロマグロ(やかましわ)。
鮮度が悪いですね。今まで食べたお寿司の中でワーストレベルでした。
シャリもぼそぼそしてる。
唯一、イクラは食べられましたが…ここまで打ちのめされたのは久々です。
二人とも強烈なパンチを喰らったかのように、打ちのめされている(笑)
やはり嫌な予感は当たるものですね…
ネタについて女将さんに聞いてみました。
「これは本鮪ですか?」
「最近高いのよね、安いやつじゃないですよ」
「あ、はい。そうなんですね。えーっと…本鮪の赤身ですか?」
「まぁそうです」
まぁ、って何?!笑
なんで若干の含み持たせるん!笑
この店の近所に同じお値段で天地の差があるお寿司を出す店があるんです。
メニュー、ネタの鮮度、接客など全ての面において歴然たる差を感じました。営業努力の差を感じずにはいられませんでした。色々と驚きました。
もちろん、ご高齢だと仕方ない部分もあると思います。私の祖母も、老境に入ってからは料理はだんだんできなくなり、味付けも変わっていきました。
しかしなんせ値段がそこそこするんです。少ししか頼んでないのに2人で7,300円でした。これが安ければ「仕方ないか」と思えますが、この値段でこの質は想像を絶するものがあります。
世界にはいろんな店がある。そう感じずにはいられませんでした。