高配当株とSBG買い、キオクシアの動向確認

半導体株が軟調な日に、高配当株やバリュー株が買われる展開がちらほら出てきました。
もちろん、これをもってただちに相場の主役交代と断定するつもりはありませんが、少なくとも一部では、これまで買われてきたグロース・半導体関連から、配当利回りや指標面で下支えが意識されやすい銘柄へ資金が向かう場面も出てきているように感じます。
買った銘柄
そうしたなか、以下の高配当株とSBGを買っています。
- ソフトバンクグループ
- 三菱HCキャピタル
- 中本パックス
- Gセブンホールディングス
- エイチワン
- マークラインズ
- JIA
SBGはこの地合いで逆行高なので素直に買ってみました。13時に出来高ともなって跳ねた後に再び高値とってきたので持続的な上昇なるか、というところ。
三菱HCキャピタルは、配当性向やDOEを意識した株主還元方針があり、配当利回りは4%弱。リース・金融系という業態上、金利環境や信用コストには注意が必要ですが、安定配当株としては引き続き見やすい銘柄だと考えています。
中本パックスは、累進配当方針があり、配当利回りは4%弱。PER・PBRも低めで、派手さはないものの、バリュー株としての見直し余地はあると思います。
Gセブンホールディングスは、PER・PBRが特段低いわけではありませんが、配当利回りは5%超。小売・食品流通関連として一定の事業分散もあり、高配当株の一角として組み入れています。
エイチワンは、PER・PBRがかなり低く、配当利回りも4%後半。自動車部品株なので業績のブレや自動車市況に左右されますが、バリュエーション面では相当な割安感があります。
マークラインズは、SaaS・情報サービス系への評価低下の流れで売られている面もありそうですが、配当利回りは4%後半。自動車関連や輸送関連の大企業でも同社サービスの利用が見られ、事業基盤そのものは一定の強みがあると考えています。
JIAは、市況によって業績がブレやすい業態ではありますが、優待もあり、配当利回りは4%台。単体で大きく張るというより、分散投資の一部としてなら許容しやすい銘柄だと考えています。
高配当株
今回買っている銘柄は、単に配当利回りが高いというだけではなく、業態や値動きの性質もそれなりに分散されています。
もちろん、高配当株だから安全というわけではありません。減配リスク、業績悪化、景気敏感性、金利環境の変化などには注意が必要です。
ただ、半導体株やグロース株に資金が集中してきた相場のなかで、配当利回り・低PBR・株主還元・割安感が見直される局面があるなら、こうした高配当・バリュー系にも一定の投資妙味はあると考えています。
短期的な値動きはわかりませんが、配当を得ながら見直しを待てる銘柄群として、分散して保有していくには悪くないと考えています。
キオクシアの動向
今期コンセンサスEPSは9,399円から9,554円に上昇。ただ、これまでの上昇率と比べると明らかに小幅なのは気になるところ。
株価は7月2日に25日線(86,000円近傍)も突き抜け、一時75,000円まで売られ、終値も弱く、上昇波形が一旦は崩れました。需給も信用倍率27倍と相当な買い長で悪化しています。
他方、バリュエーションはPER8倍割れに。一時期PER10倍超えていたことを考えると、過熱感が修正されました。
もっとも、キオクシアのPERはハイパースケーラーのCAPEX等に依存しており、ひとたびこの設備投資による需要目算が崩れると許容PERは一気に下がるリスクがあります。
テクニカル的には買い控えるのが定石の形となっており、ひとまずキオクシアに関しては静観を保ちたいと思います。