出世と昇進、子どもの受験の必要性について

お金の相談会、ご相談内容の一例

ご質問

◯質問①

:現在38歳の会社員です。管理職になるのが怖いです。一番の理由は、上を見ていると皆長時間労働をしているのですが、私はそれをしたくないからです。

また投資によって、資本の世界(r>g?)を知ってしまったので、必要を超えて働くのが馬鹿らしくなってしまったところもあります

部門間の社内政治のようなものも、自分にはうまくできる自信がありません。さらに厄介なのが、同時に私に、「年齢相応に昇進しないと恥ずかしい。平社員のままで年を重ねるのはカッコ悪い。」という気持ちがあることです。

穂高さんは豚舎時、出世や昇進、ワークライフバランスについてはどのような
ご意向を持っていましたか?(あえて昇進は目指さない、全力で出世を目指す、等々)

◯質問②

穂高さんは、お子さんの小学校受験や中学校受験を検討されていますか?

私は、AIが東大入試に首席で合格できてしまうような世の中で、果たして偏差値を追い求め続けることに意味があるのか、親は子に何をしてあげることができるのかと悩んでいます。

時間があればこちらの質問も伺えれば幸いです。

※補足:質問者は38歳男性会社員。既婚。
小学校低学年と保育園年長の二人の子どもがいます。
共働きと2020年頃からの米国株投信の積立(とマイカーなし)のおかげで、
世帯の金融資産は6千万円ほどまで成長いたしました。

お金と労働

お金をある程度得るようになると、お金のための労働は続きにくくなっていくように思います。

資本の成長率だけを見れば、特に日本のような投下時間に見合った報酬形態である労働よりも、資産運用のほうが遥かに成長率が高いからです。

したがって、資産が増えていくにつれて、「金銭以外の点で魅力を感じるかどうか」が、仕事を続けるかどうかの分水嶺になってくるはずです。それはつまり、お金が増えれば、労働を再定義する契機に恵まれるということでもあります。

出世とワークライフバランス

私はトン時代、経済的自由を得たうえで別の生き方を心に決めていたので、出世や昇進に対しては、現実味を帯びる前の段階ゆえにあまり考えたことはなかったように思います。

ワークライフバランスについては、業務量が課内で多かったこともあり、長時間残業せざるを得ない状況でした。はやく仕事を終えればさらに業務量が増えるという形でしたし、土日も地球の裏側から断続的に電子メイルが飛来してきますので業務用スマホは手放せない業務内容でした。

いただいた情報にもとづき、そして私がもし同じような状況ならば、管理職になったらなったで、したくない長時間労働をすることになる、昇進しなければ社内に居づらいことになる、という見立てをするのだろうと思います。

でも、「とりあえずやってみる」と思います。やってみたら、管理職も存外おもしろいかもしれません。場数を踏めることにもなります。

一方で、一度壊れると修復に時間を要するであろう「メンタル」が大切と考えます。会社組織において人員の代わりはいくらでもいますが、ご家族にとっては唯一の父であり夫である以上、この点において自身の精神を優先して考えます。

子の受験

子の受験は、してほしいなとは思います。

経験上、やはり進学校は相応の子弟が集まります。知性だけでなく、育ちのよさから醸成される品性はお金で買えませんし、簡単に身に付くものではありません。

そうした人々と生涯を通して交友があることは、大きな財産です。

先日、公開収録で「お金を持ったことで、友人との関係に変化(悪影響)はなかったのですか?」といった旨のご質問がありました。

中高の友人たちとは、今でも変わらず旅行に行ったり、頻繁に会っています」と答えたと思います。おそらく、友人たちの育ちがよいことが関係していると思います。基本的に嫉妬がないというか、皆のんびりしています。

受験の価値は、偏差値や学歴といった尺度だけでなく、そこに集まる人々の品性こそが肝になると思います。

ひとまず概要となる書面回答は以上となります。もし追加のご質問やご不明点等あれば遠慮なくおっしゃってくださいませ。

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