今週の売買と相場雑感
涼しい週末と対照的に市場は熱気を感じられる状況。
売買
- 買い:キオクシア、アストロスケール、アクセンチュア
- 売り:任天堂、フジクラ、ソニーグループ
キオクシアを200株買い増し。サムスン幹部の発言(2027年後半にメモリ価格下落へ)を市場が材料視していなさそうな今のところは堅調な値動き。
アストロスケールは2,500株のみですが購入翌日にストップ高。最近は宇宙関連のトピック多め。とりあえず少々乗ってみる形。
任天堂は先週買っていた分が小気味よく上昇。早々に利確。
フジクラは高値から半値近く下落。来期コンセンサスEPS308円程度ベースでは14倍程度まで下がっていたので、そろそろ安いだろうと思って買いました。翌日反発したのでこちらも早々に利確。その後も上げてますね。
ソニーグループは反発してたので買って乗ってこちらも早々に利確。
大和ハウス工業はひきつづき上値重く含み損拡大で忍耐。ホンダは忍耐を経てようやくプラスに。1,480円を超えたら現物同値撤退で1,280円で買った信用を現引の構え。
アクセンチュアは下段の関連記事に譲ります。
相場雑感
日本株も米国株のような動きになってきました。2010年代後半から今に至るまで米国株はハイテク銘柄が主導する形で大きく上昇したわけですが、日本株もそれに倣うかのように半導体・AI・メモリ系が特に今年から顕著に主導しています。
半導体系かそれ以外かで、パフォーマンスが大きく乖離しているかに映ります。とくに金曜は象徴的で、日経が3%近く上げていても、保有銘柄のうち配当・Jリート系はむしろ軒並みマイナスでした。逆にキオクシア、フジクラ、アストロが寡兵ながらなんとかポートフォリオを押し戻した格好。
長期金利の上昇局面ではさすがに成長株である半導体系が一時売られましたが、今のところ一時的な調整にとどまっている状況。
なお、配当・バリュー系とひとくちに言っても、銀行や損保など金融セクターは堅調。金利上昇による恩恵を受ける中心的存在なので、定石通りの動き。利上げは緒に就いたばかりですから、まだ六合目ぐらいでしょうか。天井が見えてくる八合目付近の下りる時期にはまだ至ってなさそうな雰囲気ではあります。
逆に不動産やJリートは相対的に弱い動き。ただGLP投資法人など物流系リートは賃料上昇等による契約更改では賃料8%超上昇、内部成長率も4~5%超、DPU(一口あたり分配金)も4%超を掲げるなどインフレ率を上回る形での成長・増配が現状なされているので、ファンダメンタルズの観点からは悲観する必要はなさそうと認識しています。

出所:同投資法人決算資料
ただ、金利の長期固定化がなされているとはいえ、借入の多い不動産系は金利上昇局面では低金利と比べれば着実に影響を受けると同法人の取締役は開陳していました。

しかしたとえば、これも投資主総会に参加したGLP投資法人の話になりますが、昨今は金利上昇によって(SWAP取引では)固定金利と変動金利のスプレッド(金利差)が顕著(=固定金利が変動金利と比べて割高)ゆえに、変動金利の調達を増やすなど戦略的に金利負担をおさえる意図は感じられます。加えて、内部成長を通じて金利コスト上昇を吸収し、インフレ以上の増配を追求する意図が十分感じられる内容でした。
以上からひきつづき配当株やJリートは保有継続して生活の基盤となる配当金というキャッシュフローを手堅く得つつ、半導体系への短中期取引を継続することで攻守両面で均整のとれた運用を期したいと思います。
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