次なる調整局面でねらう日本株とは
調整局面が来た際に適切な行動がとれるよう、準備が肝要と心得ます。
日本銀行は「2026年以降も利上げ路線を継続する方針」を示しています。「円安を許容するか、金利上昇を許容するか」の板挟みでしょうから、通貨の番人として後者の選択というところでしょうか。
そして、ゆるやかな利上げではインフレ率の水準までは距離があるため、
- 日本の実質金利マイナスは続くだろう
- 日本の国際収支の悪化は構造的に反転しにくいだろう
ことから、インフレ・円安定着をメインシナリオとして、「金利上昇・インフレ・円安」と相性のよい銘柄を有力な候補とします。
「金利上昇・インフレ・円安」を基本路線とする
- 金利上昇と好相性:金融セクター、バリュー株
- インフレと好相性:株式、金など
- 円安と好相性:日本株、外貨建て資産など
したがって、株価が下落した際には、まず候補となるのは金融セクター。
現時点における具体的な候補
- 王道「メガバンク」:金利上昇の恩恵
- 手堅く「東京海上」:損保の価格決定力、安定性
- 荒馬「SBIホールディングス」:多角的な成長性
- SBI新生:独自の生態系サービス
メガバンクは恒常的な成長期待というより、金利上昇による純金利収入等の伸びしろゆえの候補。金利は「利上げ局面」と「利下げ局面」が中長期で循環する以上、利上げサイクルの最終局面の1合・2合手前での売り抜けが無難と認識しています。
東京海上は繰り返しながら、価格決定力ゆえに業態として負けにくい構造と認識していますので、堅牢性を重視するならやはり引き続き候補。すでにポートフォリオ2位または3位銘柄なので買い増すとしても控えめに。
過去3度株主総会に参加した「SBIホールディングス」はやはり押したときには買いたくなる存在。SBIグループで独自の生態系サービスを展開する「SBI新生銀行(8303)」も候補。ただ個人的にはSBIホールディングスはすでに最主力銘柄なので親子重複、さらにSBI偏重にはなるのであまり買えませんが。
ほかバリュー株(低PER、PBR0.7倍以下、高い自己資本比率)も金利上昇局面でグロース株より優位な傾向あり、そして東証がスタンダード市場改革を掲げる線も相まって、中小型バリューもリストアップ。ケーユーホールディングスなど。
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