日経平均PER18倍超えという新領域
高市早苗氏の総裁選出を契機に日本株はさらに上値を追う展開。日経平均株価5万円も射程に入れようかという推移です。
月足チャート

月足チャート(日経平均株価)
2024年からの上値42,000円のレンジを突破し、上昇に弾みがついています。日本株は本当に「年単位でレンジ相場のち一気に噴き上げ」という階段状の上昇波形ですね。
「保有し続ければ、上昇の恩恵に存分に浴せる」という推移です。
PER推移

出所:投資の森
とはいえ日経平均PER18倍というのは非常に高い水準です。
18倍を超えたのは、近年ではアベノミクス初期に相当する2012年・2013年・2015年の一時期しかありません(コロナショックでの異常値除く)。
この高いPERを正当化するには、以下いずれかの要素が必要です。
- 増益
- 日本株の成長期待が以前より高まることが常態化
これらが達せられなければ割高という結果になります。
割高なら平均回帰へ
仮にトランプショックや日銀利上げショックの時のようにPER13倍台に調整する場合は、株価が3割の調整を経ることになります。
株価上昇は、一時的な評価額が増えてよろこばしいことではありますが、割高になるといずれは平均値(日本株でいえばPER15倍台程度)に回帰する傾向にあります。
ジェットコースターよろしく上昇過程でもシートベルトを締める必要がありますね。高値をとった後は往々にして強いことも念頭に置きつつ。
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