株式市場を支える貨幣総量(マネーサプライ)が史上最多を更新

日米株式ともに年初来で各々およそ13%、10%上昇するなど好調です。
トランプ関税、米財政問題、米ドル離れなどのファンダメンタルズの変遷はありつつも、株式市場堅調の背景には
- 過剰流動性、つまり市場に資金がじゃぶじゃぶにあふれていること
が挙げられるかと思います。
M2は、過去最高を更新
下図は市場に流通する貨幣量「M2(マネーサプライ)」の推移です。

引き続き6月末に最高を更新しています。
- リーマンショックで流動性が増え、
- コロナショックでさらに急増、
- FRBが引き締めに転じた2022年頃にやや減ったものの
- また増えはじめている
という流れ。
ちなみに、コロナショックで現金給付や財政出動でマネーが急増したこととインフレの高進は時期を同じくしています。貨幣総量が増えれば供給過多で価値は下落。
すでに日本株は騰落レシオやPERの観点からは過熱圏にあります。
金融政策で打てる手が依然あり
では流動性を増やす限界が近づいているかと言えばそうでもなく、利下げの余地は各国ともあります。
Global Central Bank Update:
-Australia cut rates for the 3rd time this year, 25 bps move down to 3.60%.https://t.co/l5IYmkeySJ pic.twitter.com/1Tykx1Ohxs— Charlie Bilello (@charliebilello) August 12, 2025
したがって景気後退におちいって株式市場が下落しても打てる金融政策はまだあるという状態です(日本は政策金利0.5%なので利下げ余地はほぼありませんが)。
まとめ
流動性、金融政策の面からは以下のようにまとめられます。
- 株式市場好調の裏に資金がじゃぶじゃぶに供給されている状況あり
- 市場が下げても利下げ余地はあり、打てる金融政策は依然ありという状態
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