近鉄グループホールディングス(9041)の株価、テクニカルから現状を確認
私鉄大手・近鉄グループホールディングス(9041)の株価についてテクニカルの視点で最新の状況を確認します。
- テクニカル(日足、週足)
日足
7月11日(金)終値時点のチャートです。

奇しくも前回の記事(6月26日)で以下の通り記した時がほぼ底値でした。
長らく下落トレンドでひたすら陰線が続き短期MAを越えられず、いかにも手出し無用といった推移が続いてきました。
ところがここに来て、短期MAが上向きで比較的大きな陽線で越えてきました。ストキャスやRCIもちょこんと上向いた格好。中期MAとの乖離も縮小してきており、そろそろ反転を期待させる形になってきました。
以降、綺麗に短期MAの上を推移しています。短中期MAが上向きとなり、長期MAに近づいてきました。これを抜けるには以前よりも大きなエネルギーが必要で、長期MAを前にしてもみ合うパターンもよく見られます。
目先の焦点は長期MAを越えられるか、かと思います。
週足

下ヒゲをつけた陽線となっており、これで金曜日が続伸すれば形としてはよくなります。
と記していたように、6月27日週に下ヒゲをつけて終えることができ、形がよくなりました。その後は陽線が続いています。
今後は下値支持線を維持できるか、来週でいえば2,800円近傍を割らずに推移できるかといったところかと思います。
まとめ
以下のようにまとめられます。
- 日足:長期MAを越えられるか
- 週足:来週2,800円近傍以上で終えられるか
なお、近鉄は優待が廃止されないかぎり
「100株で半期4枚の乗車券(チケットショップの買取価格1,600円程度)得られ、優待利回り4%超。配当60円をふくめた配当・優待利回りは6.7%(100株の場合)」
と高い状態です。
なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。
いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。
一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。
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