サンセイランディック(3277)の株価は、ついに三角持ち合いを上にブレイク

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サンセイランディック(3277)の株価は、4回超えられなかったレンジ相場を上にブレイク

本日3記事目。

底地(貸宅地)や借地権、入居者のいる古アパート(居抜き)など、権利が複雑な不動産を扱う、権利調整専門の不動産会社である「サンセイランディック(3277)」を現在2,300株保有しています。

そんな同社の株価に動きが出てきているかに見えますので、本記事でまとめたいと思います。

週足

三角持ち合いを上にブレイクしたか、あるいはレンジ相場を上にブレイクしたかに見えます。

現時点にかぎっては短中長期の移動平均線をすべて上抜けた状態となっており、短期は上向き、中期・長期は横ばいということで、ここから弾みがつけばすべての移動平均線が上向いてくる格好。MACDも、今後株価が上昇持続となれば両線とも0より上に顔を出し、上昇トレンドに転じる状態。

仮に来週も上値更新かつ陽線となれば、上値更新の陽線が3本続く「赤三兵」と呼ばれる強い状態。

一方、ストキャスティクスは100に近づいており、短期的には買われすぎを示唆する可能性も。

日足

日足で見ても、4回にわたって上抜けられなかった 990円 をついにブレイクした状態。

一番右から2つ目と3つ目のローソク足は、はらみ線といって高値圏で生じると反落サインになりますが、それでも直近の1日で高値を更新した状況。

短中長期すべての移動平均線が上向き、加えていずれの移動平均線よりも上に株価が位置しており、典型的な上昇トレンド。

なお、出来高を見ると1月30日に大きな出来高(平時の5倍程度の10万株)をともなって大陰線を付けた後に上昇に転じており、その日に株主が大きく入れ替わったと見ます。

移動平均線は角度が重要で、中期線の角度がいいですね。一番堅いのは、3本の移動平均線が交わって上に上がっていく時です。

ただし上昇時は9~13手で調整が入る可能性が高く、そろそろ調整が意識される様相。

過去5年 PER・PBRレンジとの比較

  • PER:7.8倍(過去:4.7 ~ 24.9倍)
  • PBR:0.65倍(過去:0.5 ~ 0.8倍)

過去の傾向と比べた指標面は、「やや割安~適正」といった塩梅かと思います。

まとめ

ということで、以下のようにまとめられます。

  • 週足:三角持ち合い、またはレンジ相場を上にブレイクしたかに見える
  • 日足:4回超えられなかった990円を上にブレイク、現時点にかぎってはテクニカル的には上昇トレンドに転換
  • 過去PER・PBRレンジ:やや割安~適正

なお同社は、2月14日の決算で3期連続の増収、赤字幅が縮小、増配を発表しており、株価はこれを好感した格好。足もとの配当利回りは 4.1% と高配当です。

ただしこの株は出来高が1日3万株程度と多くなく、関心度が低い銘柄と言えます。

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