子育て中のかたにおすすめの本『子供が生きる力をつけるために親ができること』
中古で500円で売っていて、先日購入しました。
本は、生きるうえで大切な学びをたくさん得られるものだと思っています。ところが人間の記憶には限界があって、忘れてしまうんですよね。なので、「これは」と思った本は購入して家に置いています。
読み返していくうちに血肉になっていくんですよね。以前、「#シンFIRE論、2回目読み返しています」という人がいらっしゃって、とてもうれしかったことを思い出します。
さて、本書は麹町中学校の校長が「子育ての本当の目的」について記した本です。どちらかというと、子どもがある程度大きくなった時に親が読んで参考になる本かと思います。
冒頭から一部引用します。
こういった時代を生きていくために、最も必要なのは「自ら考え、自ら判断し、自ら行動する資質」
手前味噌ながら、拙著『#シンFIRE論』で記した主体性と通底する考えですよね。
私もかねてより現在の一般的な義務教育は、兵隊養成所のような、受動的で画一的な人を育てるような教育であると感じていたので、共感するものがありました(もちろん、画一的な工業品大量生産時代には適していた面があったのかもしれませんが)。
また、「自分(親)自身の言動を気をつけないと…」と自省をうながされることにもつながる内容が含まれます。
聞いていたことではありますが、本当に子どもは親が思っている以上に色々と察しているのでしょうね。
「息子がゲームをやりすぎて困っている」という親の相談への回答も、なるほどなと思いました。私も子どもの頃やりすぎていたので、今度は親の立場として興味深く読みました(笑)
ゲーム好きなご子息をお持ちのかたにも参考になるはずです。
まだすべて読み終えてはいないのですが、すでに現時点で気づきとなる点がいくつかあり、子を持つ親は一読の価値ありと感じる内容だったのでご紹介でした。
読み終わったあとに再度まとめたいと思いましたが、まずご紹介したくなるような、そんな書籍です。
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