配当積み上げには「入金力」と「増配」が肝になってくる

Twitter

出光興産の増配により、原資60万円分の配当増加

本日はFIRE前によく書いていた系の記事です。

石油大手・出光興産の一株あたりの配当金が32円から36円に増配されることが発表されました。

日経電子版の総合投資・金融情報コーナー。オンライン版の「日経会社情報」。株式・為替など国内外の最新マーケット情報に加え、各企業の最新ニュースやプレスリリース、株価・財務データ、銘柄管理ツールなどの便利機能を提供。各企業の人事・おくやみ情報も掲載。

現在同社の株式を4,000株(時価で約400万円に相当)保有しているため、年間の受取配当金(税引き後)が12,800円(102,400円→115,200円)増えることになります。

増配のインパクトを算出するには

この増配はどんなインパクトがあるのかを算出してみましょう。

たとえば、配当利回り4%の株式で12,800円の配当を追加で得るには、約30万円(12,800 ÷ 4%)の投資額が必要になります。したがって、増配によって30万円分の原資を得たことに相当する、という考え方ができます。

配当積み上げの際には、「給与の8割を投資にまわす~」というスタイルよろしく、投資額を増やしていくことが肝になるわけですが、それ以外の大きな要素として投資先の増配があります。

上記は保有銘柄のうち1銘柄のみによる増配効果によって、投資額が30万円分増えたことに相当するわけですが、こうした銘柄が複数出てくれば、入金による配当積み上げ以外に増配効果による配当積み上げも相当大きくなってきます。

そのため配当の積み上げを考える際には、

  1. 入金
  2. 増配

この2つを両輪として考えるとよいかと思います。

入金力は、給与の高さと支出の低さによって決まるものですね。増配は保有銘柄の増配率によって決まります。

理想的な銘柄は、足もと高配当で、かつ将来的に高い増配率が実現できる銘柄です。

個別株は万人向けとは言い難いので、幅広くおすすめしやすいのは、やはりETFや投資信託ですね。

関連記事

ETFや投資信託の一例としては、以下記事に示しています。

S&P500やオルカンを買って取り崩すか、高配当株で配当を得るか
S&P500やオルカンを買って取り崩すか、高配当株で配当を得るか 以下どちらがよいか、というご質問をいただきました。 ...

配当積み上げの有力候補として、SCHDがあります。最近はSBIからも出ましたね。

【楽天SCHD】シュワブ米国配当株式ETF、高配当・増配・リターンいずれも良好
【楽天SCHD】シュワブ米国配当株式ETF、高配当・増配・リターンいずれも良好な有力ETF 読者より以下ご質問がありました。 「高配...

以前実際に感じたことです。

米国高配当・連続増配株の増配インパクトを算出、改めて魅力を実感
セミリタイア後は給与収入がなくなるため、2021年から配当収入の伸びは鈍化することが予想されます。 そこで、保有株の増...
新刊「#シンFIRE論 経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法」
騒がしすぎる世界で、「主体的」であれ
スポンサーリンク

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

外国株式ブログランキング

Follow me by FREETONSHA

公開日: