配当収入(2024年9月)
ようやく残暑も和らぎ、旅行やテニス、ハイキングに最適な季節。
秋の実りでお茶をしたり、秋鮭ときのこのホイル焼きなど秋の食も堪能できますね。
受取配当金額
さて今月は、264,493円(税引き後)でした。
銘柄 | 受取配当金 |
---|---|
フューチャー | 115,088 |
日本ビルファンド投資法人 | 88,711 |
インド株ETF(1678) | 25,849 |
サンセイランディック | 23,651 |
エンビプロ・ホールディングス | 4,391 |
GX米国優先証券ETF(2866) | 3,293 |
MonotaRO | 2,511 |
CDG | 1,000 |
合計 | 264,493 |
9月は配当を受け取る銘柄がそこそこ多い月でした。
- フューチャー
利確しましたが、いずれ買い戻したい - 日本ビルファンド投資法人
一部利確しましたが、割安な水準に戻れば買い戻したい - インヴィンシブル投資法人
買値の2倍になったこともあり利確 - MonotaRO
買値の2倍超になったこともあり利確 - インド株ETF
元指数Nifty50堅調も円高を受け低迷中、最近買い増し - サンセイランディック
割安との認識も、出来高僅少で動意薄 - エンビプロ・ホールディングス
含み損、クオカード単元の400株のみ保有継続 - GX米国優先証券ETF
米利下げで株価上昇中、最近100万円分のみ買い増し
GX優先証券ETF(2866)株価上昇中
GX優先証券ETF(2866)のほぼ母体となるPFF(厳密にはPFFD)、やはり上がってきましたね。
この優先証券は債券に似た性質があるため、FRBが利下げに転換すれば景気後退や金融危機等でリスクオフとならないかぎりは価格上昇が見込みやすいと思います。なお米ドル建てなので円高リスクはありますし、成長性にはとぼしいです。
優先証券の最も買い時となるのはFRBの利上げ局面(=金利上昇・債券価格の下げ止まり)であり、2023年5月に購入。次点でFRBの利下げ開始局面(=金利低下・債券価格の上昇開始)である最近でした。
東証上場のGX優先証券ETF(2866)は、PFFやPFFDを買うよりも外国税額控除が自動適用されるのでよいです。PFFの性質は以下にまとめています。
配当金の性質
拙著『本気でFIRE~』や『#シンFIRE論』でも詳述したように、配当金は理論的には投資元本(株主資本)の払い戻しに過ぎないわけですが、使途に自由度がある配当金はやはりいいですね。
配当は値上がり益ほど多額ではありませんが、それでも「計算できる収入」という意味で額以上に大きな存在感と安定感をもたらすと思います。また、資産の取り崩し期や若い時期にお金を使いたい人にとって親和性の高い投資対象です。私は若い時期にお金を使いたいので、配当金を重視しています。
年間配当金(税引後)
- 2016-2020年:配当積み上げ
- 2021年:増配株主体に
- 2022年:利益確定、ゴールド、空売りなど
- 2023年~:日本株中心
現在のポートフォリオは、6・12月に配当金が集中します。
昨夏から日本株に大きく資金を入れたので、今年はおよそ320万円(税引き後)で着地しそうです。
累計受取配当金
受取配当金(税引後)は累計 1,594万円 になりました。
配当金の魅力
おなじみのものを、以下再掲します。
- 資産額より変動が少ない(=心地よく続けやすい)
- 株式を買うほど積み上げられる(=高いモチベーションを保てる)
- 経済的自由度(配当金÷生活費)が何%かわかる(=経済的自由に近づいている実感を持てる)
- 株価が下がっても配当は株価ほど下がりにくい(=暴落を耐えやすい)
拙著『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』に体系的に詳述
配当金を積み上げる道筋
株式投資による資産形成の要諦は、以下に集約されると思います。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) May 24, 2017
つまり、
- 給与から株を買う
↓ - 配当金が増える
↓ - 増えた配当金と給与で株を買う…
この繰り返しで、FIRE達成まで配当金を増やし、自由度の高い人生を得るに至りました。
① 投資元本を確保する
収入を増やし、支出を減らす
② 配当金というキャッシュフローを得る
株式を買う、配当を再投資
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 23, 2019
「現行の近代資本主義の継続」等が前提にはなりますが、給与以外の収入を得て人生の自由度を上げたい方などにとって、配当金の積み上げは有効な一手になるかと思います。
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配当金の特徴をピッツァでたとえています。
配当積み上げに関する回答の一例です。
グラフ化することで、モチベーションが保たれやすい一面があります。