人生日々反省
人生とはまことに「日々反省し、次に活かすよう努力する」というサイクルの連続であるように思います。
たとえば対人関係。
「本当に自信がある人はおらついたりせんやろ」
かようなことは百も承知ですが、舞い上がっていたり気が大きくなっていて冗談の延長線が伸びたか、または気の緩みや甘えがあったか、はたまたテストステロンがそうさせたか、結果的に少々おらついてしまったことがあります。これは反省しなければいけません。自分と向き合って、次に生かさねばなりません。
私はブログや書籍で、立派な内容を書いていることもあると思います。しかしまだまだ未熟な青二才です。日々精進していかねばなりません。
なお、知り合いの公務員が言っていました。今まで生活安全課(民事を扱う部署)で双方の話を聞いて調停にたずさわってきてわかったことは、「人間関係で一方的にどちらかが悪いことはまずない」と。たしかに人間関係とは相互に作用する以上、どちらかが一方的に悪いということは稀だと思います。一方でまずは自分の過ちを認め、反省する姿勢もやはり必要ですね。
たとえ真意と反して勢いや冗談めかして言った言葉であっても、時間をさかのぼって訂正することはできません。
たとえ的確に諭すつもりであったとしても、話し手の言い方で受け手の心象は変わります。
このように対人関係とは悪転すれば無常でもありますが、一方で良好な時は愉悦をもたらすものでもあります。
したがってやはり人格を磨いていくことがひとつなのだと思います。
「思考は言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」という言葉があります。
言葉に気をつけるためには、究極的には日々の思考に気をつけること、そして発言に対して慎重な姿勢が求められるのでしょう。
ここまで行けたならもう少し行けるやろうーー。
こうした「もっともっと」という考えは、よき塩梅を見つけたり成長に資することもありますが、いつか一線を越えてしまう可能性もあります。つまり、ゴールポストを動かしてしまうと幸せが逃げていく面もあると思います。
貪欲にすべてを手に入れる姿勢もときに必要だと思います。しかし、どこかでよしとする姿勢もときに必要なのだと思います。
もう少し、自分に何かを課すことが必要な時期であるように思います。まずひとつ思いあたることがあるので、それをまずやってみたいと思います。
もやもやしたものを感じた際は反省して次に生かす。今までの人生で大事にしてきたことのひとつです。