気づけばブログが、2,000記事
ふとブログの管理画面を見ると、上の画像が目にとまりました。2016年に開設したこのブログ、2,000の記事(現在2,003)を重ねていたのですね。
飽きっぽい性分もある私が、よくもまぁ8年も毎日更新を続けたものです。すっかり自身を語るうえで欠かせないものとなりました。
過去記事のリライトに励んでいた時期もあったため、単純に日数と記事数が符合するわけではありませんが
心が潤うことなら、自然と継続できる
先日「お金の相談会」で、「記事更新をやめないでください」との声をいただきました。
先日Xでは、以下の投稿をしました。
ずっとブログやSNSやってきましたけど、本当にありがたいメッセージをたくさんいただいて、本当にありがたいことです。
ありがとうございます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 22, 2024
ありがたいことに、こうした読者の存在と声によって弊ブログが継続できているのだと思います。もちろん、ブログによって収入が発生しているから、という現実的な要素があることも開陳します。
FIRE前は、
- 海外から帰国後に組織における鬱屈としたものをブログ記事を通して昇華し、
- 生来育まれてきた「自由という心地よさ」が欠乏したことで生じた「自由への渇望」、
- さらにはその自由を取りもどすために腐心した「配当積み上げ」「支出の最適化」といった工夫、試行錯誤、その軌跡
といった実情などを克明に記し、そしてFIRE後も思うがままにそのときどきに心惹かれたものを綴り、もともとの投資ブログというジャンルにとらわれず差支えのない範囲で素直にそのまま表現する、といったことをしてきました。
もし投資ブログといった特定のジャンルにこだわったブログ運営を続けていたら、どこかで行き詰まっていたかもしれません。
世間には「ブログはジャンルに特化したほうがいい」とか、「お金にまつわるブログが稼げる」といった言説もありますが、そうした他者による他者のための言説を真に受けていたら、こうした結果は紡げなかったものと思います。あまり気にしなくてよいと思います。
大事にしている素直さ
FIRE後は、相談会でもよく「どんな副業がよいと思いますか」といったご質問もあるのですが、日々を素直に生きることが結果的に最も近道になるのかなと思います。
- 心惹かれることを素直にやってみる
- 心惹かれる人に素直に会ってみる
- 自分の気持ちを素直に伝える
- やりたいことをやる
子どもの頃は、何も考えずに素直だったはずです。たのしくて仕方なかったはずです。大人になるにつれ、知識が増えます。しかし知識はときに人を慎重にさせ、行動を抑制します。私も知識は少なくないほうだと思いますが、行動・決断・実践の際は、知識を排して本能と直感で動きます。そうして素直に行動してきて実によかったと思っています。
大学生か入社間もない頃に本書を読みました。「子どもの頃のように、わくわくすることをやり続けよう」といった趣旨のことが記されていたと記憶しています。
これはまさに私がこの人生において一貫して実践してきたことだったので、共感したのを覚えています。そしてこの姿勢こそが、ブログ継続や、FIRE、心地よい人間関係などの核心的な部分を陰に陽に形作ってきたものと思います。
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