10%超の大幅高、メルカリ(4385)を一部利確。証券会社のレーティングに透けるもの。

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10%超の大幅高、メルカリ(4385)を一部利確

5月初旬の決算通過で出来高をともなって大陽線を示現したことで、「トレンド転換となった可能性に期待」と記していましたが、今回また特大の出来高をともなった大陽線ができました。

Yahoo!フリマが手数料無料からメルカリと同じ10%に引き上げたことや、証券会社のレーティング引き上げが材料視されたでしょうか。

結果的に拙速な利確ではありますが、平均1,970円で3,300株を利確しました。

これでまた信用ポジションを縮小できたのでよかったです。

  1. 一時期はメルカリを2万株近く保有
  2. 決算通過後に縮小
  3. 下押しで買い増し
  4. 昨日利確

という流れで、現在は3,000株ほどと軽くなりました。

メルカリは変動率が高く、値幅がとれるので、引き続き下押し局面があれば軽くひろいたいです。

需給を確認(日証金のデータ)

計2,000万株の出来高で、前場の時点で5月初旬決算の出来高を上回る大商い。6月3日時点の日証金のデータを見ても、

差引き19,700株と小幅に需給改善。

機関投資家の空売り残がどうなったか興味深いところです。さすがにこの出来高ですから、空売り残が減っているのではないかと思います。

証券会社のレーティングなどに見える欺瞞

話は戻りますが、証券会社のレーティング引き上げや引き下げでちょくちょく株価が反応するわけですが、これはなんとも茶番というか。

レーティングが材料視されるならば、特段の取締りがなければ、証券会社が自己勘定で安く買いたいときにレーティング引き下げが機能する可能性もあるわけで、逆もしかりです。

過度に疑心暗鬼になる必要はないものの、こういう事象ひとつとっても、利害関係が存在する可能性もあるわけで、いくぶん一歩引いた視点があったほうが、不要な災禍に見舞われる可能性を下げることにもなると思います。一事が万事。

現在でいえば近鉄ホールディングスなんかは、機関(ICS)が売り増し、やられてますよね。ICSは個人投資家の財布をねらうハゲタカのような存在です。このように個別株は多分に大口投資家に振り回される面があるので、変な銘柄をつかむと個人はお金を奪われます。

私がひとさまに投資について聞かれたときに、基本的に個別株ではなくETFや投資信託をおすすめしている背景の1つでもあります。

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