日銀の金融政策決定会合を受けて「材料出尽くし」の上昇なるか
本日2記事目
本日4月26日は、いよいよ日銀の金融政策決定会合を受けての記者会見が予定されます。
サプライズのないメインシナリオとしては
- 政策の基本的な枠組みは維持しつつも、
- すでにリークっぽい「国債買い入れの減額」という量的緩和の縮小
- 追加利上げの見通し
などが焦点となるでしょうか。
日本株は通例なら後場で会見を受けて動意づく展開。無事通過すれば、前日に下げていることに加え、昨今の傾向のように会合前に売りがたまって無事通過で買い戻し、上昇となるか注目です。
昨今は直近ですでに株価が上昇した銘柄は、いくら好決算を出しても売られる傾向(例:サイバーエージェント、京王電鉄など)にあり、反対に直近で下落していた銘柄は決算が悪くとも買われる傾向がみられます。
エムスリーやメルカリといった直近下げていた銘柄が後者に沿う動きとなるのかも近日の注目点のひとつです。
昨日の米GDP指標を受け、市場の焦点が米国のインフレに当たっていることが再度確認されました。昨今まで利下げ期待というかなり楽観的な見方をもとに上げてきましたから、それがはく落するのはある意味自然ではあります。
日本については、日銀短観、景況指数、利益予想は依然として堅調な地合いであり、中期的には強気の姿勢維持ですが、途上で何度も反落をはさむのが株式市場の通例ですから、現在はまさにそのような地合いではないかといった塩梅であります。
関連記事
本日1記事目は、投資家界隈のSNSで話題のこちら。