「天与の売り場」が到来、信用ポジションを縮小
本日の先物も高いので、日本株は高く始まりそうです。それでも昨日の反発は、短期の視点にかぎれば個人的に「天与の売り場」でした。
現在、以下の運用スタイルです。
- 現物口座:中長期目線
- 信用口座:短中期取引
- 信用口座の利益が貯まれば、それを原資に現引きし、現物口座(中長期保有)へ
つまりレバレッジをかけている状態なので、保守的に今後の筋書きを想定するようにしています。
たとえば先週金曜日は「買ってよい水準」と推し量り、いろいろ買ったわけですが、買うと当然ポジションは重くなり、さらにレバがかかることになります。
そのため、昨日月曜に日本株が大きめに反発したところで、すかさず1,000万円近くのポジションを利確しました。
冒頭に述べたように「保守的な想定をする」ということは「月曜の反発はあくまで自律反発の域にとどまり、反落する」という筋書きを念頭に置くことを意味します。
もしその筋書き通りになれば、
- 昨日は「天与の売り場」ということになりますし、
- 仮に本格的な上昇がここから始まれば、それはそれで保有株は恩恵に浴せます。
つまり、ここから
- 下がったら下がったで保有総額が軽くなっているので安く買い直す好機になりますし、
- 上がったら上がったで既存の保有株にとって好ましい状況になる
したがってどちらに相場が転んでも、よい面に着目できます。信用取引はリスクを追加的に負って収益をねらう行為なので、やはり少なくとも保守的な算段を立てておくことが必須だと思います。
今後の注目点
今まで日本株は半導体銘柄が顕著に相場を牽引するという、ある意味でいびつで偏った上昇の仕方でした。ただ今週は半導体が続落し、その他がけん引しています。
今後、相対的に出遅れていたグロース指数を含めた日本株全体で底上げとなる本格的な上昇となるか、というところかと思います。
とくに空運は直近いちじるしく指数に劣後しているので、最近修正された不動産セクター同様に修正されるのか注目しています。
関連記事