素晴らしきウイスキーの世界、魅力と学んだこと

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素晴らしきウイスキーの世界、魅力と学んだこと

最近ウイスキーを知る機会に恵まれました。奥が深く、悠久の歴史があります。

そして、なんせ美味しくて、味わい深くて、人との関係性を豊かにする素敵な飲み物だと感じています。人生を富ませるウイスキーとの出会い、人との出会いに改めて深く感謝したく思います。

ウイスキー・バーに行くと、居酒屋で飲むハイボールとは全くの別物といった印象を受けます。よいウイスキーバーは、料理も美味しい。

繰り返しながら、ウイスキーは、人との関係性を豊かにし、幸福度を上げるのに一役も二役も買ってくれるように思うのです。

学んだことたち

栗林幸吉『ウイスキー&シングルモルト教室』、佐々木太一『ウイスキー1年目の教科書』から学んだ内容が含まれます

以下メモ形式っぽい感じですが、ウイスキーについて学んだことを随時書き留めたものをまとめています。

学生時代ノートを取らない人だったのですが、こういう興味のあることはきちんと書き留めるのだなぁと思いつつ。

なにかを学んでいくのはいいですね。至らぬ点も多々ありますので、生涯勉強、生涯精進していきたいです。

そもそもお酒とは?

「パン作りにも使われる酵母菌(イースト)が、糖を分解し、アルコールと二酸化炭素を発生させる」ことを発酵というが、発生したアルコールを含んだ飲み物を酒と呼んでいる。

ウイスキーに、麦と水だけで「フルーティな味わい」が生まれる理由

「グレンフィディック12年」の主原料はビールと同じ、麦と水だけなのに、洋ナシやレモンっぽさを感じるフルーティな味わいがある。

ウイスキーは木の樽で長い期間(通常は短くて3年、10年、20年以上も)熟成させるので、このような味わいが生まれる。

樽や貯蔵所の場所でも変わる味わい

樽によって味わいも変わる、樽の大きさで熟成のスピードが変わったり、ホワイトオーク樽はバニラ香を生んだり、貯蔵庫がある場所の気候や風土でも味は変わる!

ウイスキーで森林浴もできる!?

ウイスキーをストレートで飲んだあとのグラスをそのまま部屋にしばらく置くと、樽の木材の香りが部屋に漂いはじめ、まるで森林浴をしているような香りに包まれる

少し水を加えてみる

ストレートでアルコールを強く感じる人は、少し水を加えると香りがふわっと開き、華やかさや甘さを感じられる

蒸留酒のうち、ウイスキーだけが「深い琥珀色」な理由

蒸留酒にはほかにもジン、ウォッカ、焼酎などありますが、これらは無色透明。ウイスキーが琥珀色な理由は、樽の中で長い年月をかけて熟成したためで、樽材やその土地の気候風土の影響を受けながら育まれていった証。

ウイスキーの定義

国にもよるが、ウイスキーの定義は一般に

  1. 大麦やトウモロコシなどの穀物を原料としている
  2. 蒸留酒である
  3. 木製の樽に貯蔵し、長期熟成をしている

熟成期間が長ければいいわけでもない

ただ、長く寝かせればおいしいわけではなく、ピークを過ぎると渋みやえぐみが出てしまう

本場スコットランドでは、熟成期間を定める法律まで

スコットランド産のスコッチウイスキーは法律で3年以上の熟成が定められている。

法律ではないが日本でも2021年、日本洋酒酒造組合が、ジャパニーズウイスキーの定義を「日本国内で3年以上貯蔵する」と定めた。

原材料の違いで分けたウイスキーの種類

  • モルト・ウイスキー
    発芽させた大麦の麦芽(モルト)を原料にしたもの。風味の個性、主張がやや強い。
  • グレーン・ウイスキー
    主にとうもろこしやライ麦など、穀物を主原料として作られる。クセが少なく、軽やかな味わい。
  • ブレンデッド・ウイスキー
    モルトとグレーンを混ぜ合わせて造ったウイスキー。複数の原酒を組み合わせることで、味わい深く、各原酒のクセを弱め、飲みやすくしている。知識と経験豊富な職人、ブレンダーが配合比率を決定する。

シングルモルトとは?

モルトウィスキーのうち、同じ蒸留所のモルト原酒のみで作られたもの。各蒸留所の個性が強く出るため、飲み比べの楽しさもある。

さらにこだわりのウイスキーと言えるのがシングルカスク。同じ蒸留所内の他の樽とも混ぜない。1つの樽(カスク)だけの原酒をそのまま瓶詰めにしている。ただし、商品としてはやや希少。

シングルモルトやシングルカスクが別の蒸留所のモルト原酒と合わさるとブレンデッド・モルトウイスキーになる。もしグレーンウィスキーも合わさった場合は、もうモルトの言葉は使わず、単にブレンデッド・ウイスキーと呼ぶ。

世界5大ウイスキー

以下5カ国で作られたウイスキー

  1. スコットランド
  2. アイルランド
  3. カナダ
  4. アメリカ
  5. 日本(ぱちぱち)

スコッチ・ウイスキー

世界で最も生産量が多いスコットランド産のウイスキー。特徴は、ピート(泥炭)の香り。

大麦麦芽を乾燥させるのに、ピートと呼ばれる”若すぎる石炭”みたいなのを焼いてその煙を使うのだが、ウイスキーになってもその香りが残っていて、スコッチ独特の「スモーキーフレーバー」の元となっている。

よく聞く銘柄:ジョニーウォーカー、ザ・マッカラン、バランタイン

スコッチウイスキーには、モルトウイスキーとグレーンウィスキーの2種類がある。

モルトは大麦麦芽(モルト)のみを原料とし、グレーンはとうもろこしやライ麦など大麦以外の穀物(グレーン)が主な原料で、糖化用に少し大麦麦芽を加える。この2つの原酒を混合した第三のタイプがブレンデッド・ウイスキー。

最初に登場したのはモルト・ウイスキーだったが、18世紀当時の政府が原料の麦芽に重税を課したため、一部は密造酒業者となり、一部は麦芽以外の穀物を使用したグレーン・ウイスキーに活路を見いだした。

19世紀に入ると、連続式蒸留器が発明され、グレーン・ウィスキーを安く大量生産できるようになったが、この製法では、風味や個性に乏しい欠点があった。そこで生み出されたのがブレンデッドウイスキー。

アイリッシュ・ウイスキー

アイルランド産ウイスキー。英国領内の北アイルランドも含む。いくつかの銘柄を除き、スコッチと違って、ピートは使わず、熟成期間もやや短めの傾向。クセが少なく、軽やかな味わい。ウイスキー発祥の地については、スコットランド説よりアイルランド説の方が有力。

よく聞く銘柄:ジェムソン

カナディアン・ウイスキー

世界第二位の生産量。ブレンデッドが大半を占める。五大ウイスキーの中で、最も酒質がライト。ただ、「薄くて香りも特徴もない」と言われることも。

よく聞く銘柄:カナディアンクラブ

アメリカン・ウイスキー

大麦麦芽ではなく、とうもろこしを原料に使用することが多い。味わいは甘くまろやか。樽の香りが強めなのも特徴。

バーボンウィスキーは、ケンタッキー州のバーボン郡を中心に作られる。原料の51%以上がとうもろこし。

よく聞く銘柄:ジムビーム、ワイルドターキー、アーリータイムズ、I.W.ハーパー

ジャパニーズ・ウイスキー

蒸留など製造過程をすべて国内で実施。輸入原料は使えるが輸入原酒は混ぜてはいけないことになっている。

よく聞く銘柄:レッド、オールド、角瓶、トリス、スーパーニッカなど

現時点では以上です。また必要や興味に応じて、随時書き加えていくかもしれません。

ウイスキーとの素晴らしい出会いに感謝

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