日本株は集中から拡散へ。円高恩恵、内需系が逆行高
東日本大震災から13年、3月11日の株式市場は日経平均株価やTOPIXが2%を超えて下げるなか、円高恩恵銘柄や内需系が相対的に強い動きでした。
まさに日本株は「集中から拡散」という動き。具体的には、半導体や銀行、商社といった直近強かった銘柄が大きく下げ、逆に相対的に弱かった円高恩恵、内需系が強い展開でした。
具体的には以下銘柄が円高恩恵または内需系です。
- 京王電鉄
- メルカリ
- スカイマーク
- オープンドア
- (セリア)
またこれらに加えて、Jリートである
- 三井不ロジパーク
- ジャパンリアルエステイト
も逆行高をみせました。
まとめ
常に一寸先は闇なので、このトレンドが続くかは不明です。ただいずれにしても初動であれば上昇銘柄に乗るのは得策と思いますが、日柄を相当経たうえで上昇銘柄に乗るのは、そのぶん資金が逆回転したときの反落リスクも大きくなると個人的には思います。
ここでいう資金の逆回転とは、たとえばそれまで買い手になってきた大口の海外勢などが売り手にまわる局面です。
卑近な例で言えば、昨今のような騰勢が強い株式市場では、「上がっている銘柄を買うよりも、下がっている出遅れ株を物色・選別して逆張りをする」という昨今やってきた投資行動が、収益性も精神面も一定のプラス面があると実感します。
(なお、現物口座は指数並みにくらっておりますのでご安心?ください)
引き続きこの傾向が続くのか興味深く見ていきたいと思います。
日銀会合あたりまで荒くなりそうですが、しっかり買い増したいです。
関連記事
直近の流れです。
個別株についていろいろ書いていますが、大多数の方にとってはETFや投信で簡便に投資するのがよいと思います。