高配当と成長性を両立するための投資手法

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高配当株と成長性を両立するための投資手法

株式投資を続けていると、こんなふうに思うかもしれません。

投資家

値上がり益と高配当、両どりできたらええなぁ…

この状況が達成できれば心地よいですね。株価が下がっても含み益があると思える「含み益バリア」があり、定期的に配当も入ってくるからです。

値上がり益と高配当の両どり、2つの方法

では両どりするためにはどうすればよいか、以下2つ挙げられると思います。

  • 「配当目的の株」「成長目的の株」を分けて考える
  • たたき売られて高配当化した株を買う

①「配当目的の株」「成長目的の株」を分けて考える

たとえば私は、保有銘柄を以下のように分類しています。

ポートフォリオ

配当・優待重視

  • SBI(※)
  • 日本航空(※)
  • 日本ビルファンド投資法人(※)
  • 東京海上
  • MS&AD
  • 三井住友FG
  • イオンモール
  • 帝国繊維
  • OCHIホールディングス
  • バリューホールディングス
  • インヴィンシブル投資法人
  • エイトレッド
  • CDG
  • 川西倉庫
  • イエローハット
  • 大和ハウスリート投資法人
  • ビックカメラ
  • イオンFS

値上がり益重視

  • 三菱地所
  • ジンズホールディングス
  • フューチャー
  • サイバーエージェント
  • 楽天グループ
  • 出光興産
  • ソフトバンクグループ
  • 京王電鉄
  • セリア
  • グローブライド
  • GENDA
  • Hamee
  • エムスリー
  • オイシックス・ラ・大地
  • エンビプロ・ホールディングス
  • 林兼産業
  • ベネフィット・ワン
  • MonotaRO

ただ、配当・優待重視の銘柄のうち、買値が良好なので値上がり益重視も兼ねている銘柄もあります。

日本の高配当株は「ボーナスステージ」

たしかに昨今の日本の高配当株は値上がり益も大きいです。ただこれは「ボーナスステージ(≒ 今までになかったこと)」といったとらえ方にしています。

日本株は長らく割安に放置され、株主還元が積極化してきた昨今、高配当株が続出しました。

そこでバフェット氏が「お金が落ちている」と言わんばかりに持株会者バークシャー・ハサウェイの高格付けを背景に「低利で円債を発行して円を借り、その円で日本株を買って高利回りとの差益を得る」という戦略をとっています。

日本は物価が上昇しているのに大規模金融緩和を続けているので、実質金利が米国と比べて極端に低く、このような「ひずみ」が生まれ、そこを海外のヘッジファンドが突いて、買い上げてくるという構図。

そのコストはいずれ日銀と国民が間接的に負担することになってしまうのだろうと懸念しますが、いずれにしても近年になかった日本高配当株のボーナスステージが続いているので錯覚を覚えそうになります。

「長期成長する」という錯覚?

どういう錯覚かというと、「このいきおいで長期成長する」という錯覚です。

たとえば銀行株(三菱UFJ)なんかは以下のような長期チャートで、この20年で株価は伸びておらず、本来ならば長期投資に向いているとは言い難い銘柄です。

銀行は伝統的には「預金という短期の資金を調達して長期で貸し出して利ザヤを得る」というビジネスモデルで、金融環境に大きく影響を受け、主体的に高い成長を続けるのは制約がある業態と言えます。

補足

ただし、銀行のなかでも、リーマンショック前の米系投資銀行のように、BIS規制などのレバレッジ規制がなかった一時期の投資銀行なら波に乗れば可能

何が言いたいかと言うと、「高配当と成長性は基本的には分けて考えることが本来の理論には沿っているであろう」ということです。

したがって、「配当目的の銘柄」と「値上がり益目的の銘柄」を分けて別個で考える必要があると感じています。

たとえば配当目的の銘柄ならば、言ってしまえば株価がどうなろうと、基本的に買い持ちで配当をもらい続ければよいことになります。

対して、値上がり益目的の銘柄は、金利や決算、海外投資家の動向などでかなり上下に振られ、売買タイミング次第で大きく運用成績が変わってくるので売買タイミングが問われます。

しかし、配当目的、値上がり益目的のいずれにも共通することがあります。それはやはり「買値」と「銘柄選定」ですね。結局この2つはあらゆる局面で重要であり、投資の要諦であるように思います。

② たたき売られて「高配当化」した株を買う

最近、以下のような記事を書きました。

これらはいずれも「たたき売られて高配当化した」銘柄です。

フューチャー(4722)の株価(出所:TradingView)

セリアは円高に反転しないと本格的な株価反転は望み薄かもしれませんが、フューチャー、ベネフィット・ワンともに上の記事を書いた時点から反転してきています。

たたき売られて高配当化した銘柄を安値で買うことで、高配当と値上がり益を両どりできることになります。

まとめ

高配当と成長性の両どり
  1. 「配当目的の株」「成長目的の株」を分けて考える
  2. たたき売られて高配当化した株を買う

①は考え方なので比較的かんたんです。ただ②は勇気がいりますね。

しかしその勇気は、「ツイッターの情報収集やメディアでネガティブ記事が出た銘柄をチェックすることで銘柄をリストアップし、自分で企業研究をすること」である程度醸成できるように思います。

買値がよいということは、みんなが売りたいときに買い向かう必要がありますね。

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