映画『ツレがうつになりまして。』うつ病は実は身近であり、感謝の気持ちが湧いてくる作品

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ツレがうつになりまして。

映画『ツレがうつになりまして。』を見ました。

なんともあたたかい映画です。

うつ病になった人は、周囲にあんまりいなかったので、うつ病というものがどこか遠い存在でした。

実は身近な現象

しかし、最近ちょうど『運動脳』という書籍を読み、うつ病は「神経伝達物質の1つであるセロトニンが少ないと起こりやすい病気」だとされています。実は身近な病気だということです。


身近な病気ということで、周囲がうつ病になっていないことに感謝したい気持ちが湧いてくる作品です。

自分もFIREせずに会社員として人生を歩み続けていると、うつ病になっていた可能性もゼロではない。そんなことも思いました。

自分の心にうそをつき、無理をしていると、いつか爆発しちゃいますよね。

もし自身が望まぬ地で、望まぬ生き方を続けていたら、やはり望まぬ人生になっていたと思います。

かえすがえすも、主体的に自分の心の声を聴く大切さをあらためて感じる次第です。

なにげない一言

言葉の暴力というものがあるように、何気ない言葉の1つが相手を傷つける可能性だってありますね。

もしかすると、そうした言葉のひとつひとつで、相手がうつ病になる可能性だってゼロではないわけなので、あらためて気をつけなければいけないとも思います。

「書きたいことを書いているか?」

あと印象に残ったのは、漫画家が連載を書いていて、打ち切られる話があります。

表向きは、読者アンケートで好評でないことから、切り出されるわけですが、それはあくまで表向きの理由で、「作家側が本当に書きたいことを書いていなかったからこそ、打ち切りという結果になった」ということが描かれていました。

私も、本を書いたり、連載を持つことがあるので、印象深い点でした。

たしかに本当に自分が書きたいことであれば、筆に魂が乗りますね。心が乗ることで、深奥の部分を素直に書くことで、納得いくものになる。

しかし、これはなかなか難しいことでもあります。本当に書きたいものをそのまま書いてよい分野もあれば、そうではないセンシティブな分野もあるからです。

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どちらも考えさせられる作品です。

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