配当収入(2023年9月)
少しずつ風に涼しさを感じますね。
9月は和名で長月。日暮れが早くなるため、夜が長い月という「夜長月(よながづき)」が略され「長月」になったといわれています。
配当銘柄
さて、2023年9月に配当を受けとった銘柄は、下表の通りです。
ティッカー/証券コード | 名称 | 上場国 | |
1 | 2866 | グローバルX 米国優先証券 ETF | 日 |
2 | 5698 | エンビプロ・ホールディングス | 日 |
3 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 日 |
4 | 8963 | インヴィンシブル投資法人 | 日 |
5 | 米ドルMMF | ゴールドマン・サックス・米ドルファンド | 日 |
受取配当金額
受取配当金(税引後)は、207,473円でした。
銘柄 | 受取配当金 |
日本ビルファンド投資法人 | 91,171 |
エンビプロ・ホールディングス | 56,508 |
インヴィンシブル投資法人 | 42,822 |
ゴールドマン・サックス・米ドルファンド | 14,338 |
グローバルX 米国優先証券 ETF | 2,634 |
合計 | 207,473 |
日本ビルファンド投資法人
![](https://freetonsha.com/wp-content/uploads/2023/10/reit-japan-building.jpg)
株価チャート(出所:Yahoo!ファイナンス)
分配利回りは数年ぶりに4%を超え、コロナ禍で低迷したオフィスリートはそろそろ底入れだろうということで買いました。買い増し目安は、56万円あたり。
関連記事:日本ビルファンド投資法人(8951)が珍しく分配利回り4%台に、現状を確認
エンビプロ・ホールディングス
公益投資枠の銘柄です。単なる利殖目的ではなく、公益に資する事業に賛同して保有しています。
![](https://freetonsha.com/wp-content/uploads/2023/10/envipro-sp.jpg)
出所:Yahoo!ファイナンス
株価は高値から半値まで下がりましたが、新中期経営計画を好感して上げ潮です。今から買うには悪くない水準だとは個人的に思います。
インヴィンシブル投資法人
コロナショック時に購入。取得単価は35,750円なので、取得価格に対する分配利回りは 8.3% 、株価も1.8倍になりました。
ウイルスが沈静化すれば、旅客は回復するだろうという見立てで、JALと一緒に購入。最悪の逆風下で買い向かうことで、安く買えた一例です。
ゴールドマン・サックス・米ドルファンド
SBI証券で米ドルMMFを買っています。
現在は米短期金利が高いので、短期債に投資できるMMFを買うことで、5%ほどの高金利を得つつ、株価の下落局面で株式購入をねらえます。
もっと買ってもよいかなとは思いますが、1ドル150円近辺の円安水準での新規のドル買いは考えていません。
ドル円相場は日米の金融政策変更(≒米金利↓、日金利↑)が転換点となりそうです。
米国優先証券ETF
このETFの母体となるPFFを以前持っていましたが、株価・配当ともに成長性はありません。
ただ、配当は5%超。高金利時代に買っておくのは下策ではないと思っています。
PFFとちがって2866なら外国税額控除をせずとも外国税が還付されるようになったのは便利ですね。
年間配当金
今年は12月に配当金が多くなりそうです。年間で170万円ぐらいになる見通し。
配当金は自動的に振り込まれて、消費か再投資、どちらに使ってもよい自由度があるのでいいですね。
累計受取配当金
税引後の受取配当金は累計で 1,279万円 になりました。
配当金の魅力
おなじみのものを以下に載せておきます。
- 資産額より変動が少ない(=心地よく続けやすい)
- 株式を買うほど積み上げられる(=高いモチベーションを保てる)
- 経済的自由度(配当金÷生活費)が何%かわかる(=経済的自由に近づいている実感を持てる)
- 株価が下がっても配当は株価ほど下がりにくい(=暴落を耐えやすい)
高配当株・増配株を買って、配当金を増やしていく戦略はシンプルです。
配当金を積み上げる道筋
① 投資元本を確保する
収入を増やし、支出を減らす
② 配当金というキャッシュフローを得る
配当の出る株式を買う、配当を再投資
①、②の反復で配当金は増えます。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) May 24, 2017
- 給与から株を買う
↓ - 配当金が増える
↓ - 増えた配当金と給与で株を買う…
という形で、私は配当金を増やしていました。
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 23, 2019
「現行の近代資本主義の継続」等が前提にはなりますが、給与以外の収入を得て人生の自由度を上げたい方などにとって、配当金は有効な一手になるかと思います。
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配当金の特徴をピザにたとえています。
インデックスファンドか高配当株、どちらがよいかは好みですね。
グラフ化することで、モチベーションを保ちやすいと思います。