SBIホールディングス(8473)が好決算【2024年3月期 第1四半期】

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SBIホールディングス(8473)決算雑感【2024年3月期 第1四半期】

2023年8月4日に発表されたSBIホールディングスの2024年1Q決算は、大幅な増収増益となり、好決算でした。

売上・利益ともに過去最高

決算概要
  • 売上・利益ともに過去最高を更新
  • 非金融事業を除き、すべてのセグメントで増益
  • 株価は年初来高値を更新

株価

株価チャート(出所:Google)

決算発表後、株価は+1.94%で引け、年初来高値を更新しました。

税引前利益(四半期積み上げ)

※単位:億円、2021年3Q:新生銀行買収に伴う一時的な利益2,020億円を除外、2022年:3Q赤字により4Qと合算

SBIは国際会計基準(IFRS)を採用しているため、保有株式の評価損益で業績が大きくブレます。今期に計上された評価益62億円を差し引いても好発進です。

各セグメントの概況

決算資料をまとめると、以下のように総じて業容・利益が拡大しています。

  • 証券:総合口座数、NISA・iDeCo口座数拡大
  • FX:売上過去最高を更新
  • SBI新生銀行:買収以降、口座数拡大
  • 保険:売上・利益拡大
  • 資産運用:預かり残高拡大

活況な株式市場を背景にSBI証券を中心とする証券事業が伸長したことに加え、前期中にM&AによりSBIグループ入りした複数の不動産関連事業会社や持分法適用関連会社TPBank等も貢献。さらには暗号資産事業が5億円の黒字に改善するなど総じて良好でした。

配当:増配も視野に入るか

SBIホールディングスは「金融サービス事業の税引き前利益」をもとに配当を決める方針です。

今期の金融サービス事業の税引き前利益は前年同期比29.4%増(279億円 → 361億円)でした。したがって、仮にこの好調を通期で維持した場合、増配も期待できる水準です。

増配なし前提(配当150円)では、現在の配当利回りは 約 5.0% です。

まとめ

各事業が総じて増収・増益傾向で、売上・利益ともに過去最高を更新した好決算でした。

背景として、M&Aによる業容拡大、株式市場の活況などが挙げられます。暗号資産事業も黒字転換し、SBIが出資するリップル社の裁判勝訴で「未上場のリップル社の企業価値についても、本判決を受け今後大幅な上昇が期待される」との見通しを同社は示しています。

PBRは1倍割れの0.81倍であり、依然として数字は割安です。

一方で同社は金融を生業とし、財務レバレッジもかかっているため、金融環境が悪化した際には指数より大きく下がる傾向が想定できます。株価が下押す場面があれば購入を検討したい銘柄の1つです。

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