「オトナになってもクリスマスなどのイベントをたのしむ」ということ
子どものころは、すべてが新鮮です。「初めて体験すること」が常に多くありますね。
対してオトナは人生体験が蓄積され、「初めて体験すること」は減っていきます。つれて「新鮮味」が色あせることもありますね。
「Life is for fun. That is what we think.」
そんなとき、私が大学生の頃におとずれたスペイン・マドリードでの体験を思い出します。
欧州旅行のついでに、日本で知り合った8つぐらい年上のスペイン人の友人の家に泊まりにいきました。
夕食をとったあと、クラブに出かけました。
彼の友人たちとお酒を飲みながら踊った帰りに、彼はこう言いました。
「人生はたのしむためにある、ぼくたちはそう考えている」
いろんな考えがあり、価値観は人それぞれでですが、当時印象に残りました。
クラブではしゃぐなんて、とシャイにならずにはしゃいでたのしみました。
それを見たスペイン人たちは「そのたのしもうとする姿勢がいいんだよ!」としきりに言っていたのが印象的でした。
「こういうときに斜に構えずに、たのしむ姿勢」を彼らは大事にするようです。
年を取るにつれて、はしゃぎながら生きるということが、どこかハードルが上がっていくように感じるかもしれません。新鮮さが失われ、「あぁ今年もクリスマスかい?」とどこか冷めた自分が顔を見せるかもしれません。
しかしこういう季節的なイベントごとを、積極的にはしゃいでたのしむ姿勢が、人生をたのしむ上でも大事なように思えます。
結局は日常そのものをたのしむ姿勢につながりそうですね。
「イベントごとを全力でたのしむ」
なにげに大事なことだなぁと思うのです。
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FIREをめざしていた頃、こんなこともしていましたね(笑)