「IMM通貨先物ポジション」と「米ドル円レート」の推移
IMMポジションは、いわゆる「投機筋」と呼ばれるヘッジファンド等がドル円を買い越しているのか、売り越しているのかを示すデータです。
「IMM通貨先物ポジション」とは
IMMを統括するCFTC(米商品先物取引委員会:U.S. Commodity Futures Trading Commission)という政府機関から、日本時間で毎週土曜日AM5:30(夏時間:4:30)に公表されています。
リアルタイムのデータではないことに注意
各取引所が毎週火曜日の取引終了後にポジション枚数(建玉)を報告し、CFTCが集計し、金曜日の16:30(夏時間は15:30)に公表します。つまり、公表値は最新のデータではなく、あくまで約4日前のものです。
為替の中長期的な方向感を探る上で有用
とはいえIMMポジションの推移は、市場アナリストなど関係者がマーケットの方向性を見定める際に参考としているデータであり、為替の中長期的な方向感を探る上で有用と思います。
現に上図のようにIMMポジションとドル円レートには一定の相関性が見られます。
最新データ
私自身も定期的にチェックしているので、チェックしたときに本記事の下図を更新します。