S&P500は3連騰、時間軸によるも相場の反転に引き続き配慮する展開
S&P500は3連騰。
(本日は4時半起きで5時半の電車に乗る前にこの記事を書いているので、執筆時点では厳密にはNY市場がクローズする前ですが)
足もと短期金利は横ばい、長期金利は低下、期待インフレ率はほぼ横ばい。実質金利はやや低下。
繰り返しながら、相場はどんどん先を読んでいく傾向がみられます。景気後退の先の反転まで市場は意識しはじめたか、といったところ。
インフレは8.2%といまだ高いとはいえ、2022年6月(9.1%)の時からは徐々に切り下がっており、市場はインフレ率のピークアウト(=利上げもピークアウト)のシナリオを織り込んできたでしょうか。
現にFFレートの市場予想は「2月1日の次のFOMC以降、4.75―5.00%のまま」というシナリオが3日前よりさらに支配的です。2月1日のFOMCに至っては4.5―4.75%予想がやや増加。
つまり、市場は「今年いっぱいで利上げはおおむねひと段落する、金融引き締めが実体経済に影響が出るのは時間差があり、今後インフレや労働市場に対してさらに効果が出てくる」と織り込んできていることが考えられます。
「S&P500の空売りを検討しはじめてもよいと思っています(ただし、空売りポジションを取るにしても先日株式を購入した分のヘッジ目的でポジション規模は以前より軽くする)」と記していましたが、ちょっと様子見します。
あとはそろそろ米ドルの一部をまた売って、リバランスしたいと考えています。これについてはまた記事としてまとめたいと思います。
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