やるせない
本当にやるせない。
日本の国情が凝縮されているように思います。
腐ってますよ、今まであんまりそういうこと言わないようにしてましたけど。
もし仮にこの事件の遠因に、事実と異なる風聞があったならば、一部マスコミや一部議員をはじめとして世論形成に加担した人々の罪は重い、という見方になるでしょう。
世論形成に影響があるということは、それだけ大きな責任と責務がともなう。
影響力があるということは、それだけ大きな責任と責務がともなうということなんですよ。
SNSだってフォロワー増えたイェーイだけではないです。それだけ責任と責務も大きくなるということです。
「今だけ、カネだけ、自分だけ」を考える人が増えてしまったのかもしれません。
在任中、さんざん過剰なバッシングでヘイトを煽っていたにも関わらず、亡くなられた途端に手のひらを返して功績をたたえだす。
そういう節操のなさは、人としての美徳や美学はあるのか。
しかも記者会見でのマスコミの質問レベルが低すぎる。高低以前に、人としてあり得ない内容や理解しがたい内容の質問がみられる。
なんでこんな人が増えてしまったのか。
先人たちにどう顔向けできるのか。
国というものは勝手にできて、自然に国民を守ってくれるものではない。先人がいたから今がある。先祖がいたから自分がいる。国に尽くす人がいるから今がある。
長期目線で教育から根本的に変えないと、本当に国として終わってしまう。
社会で、悪貨が良貨を駆逐することはあってはならない。
もちろん、物事は多面的に見る必要があって、確定的な情報をそろえないかぎり一面的な判断は一部留保せざるを得ないのも事実。
しかしいずれにしても、中川昭一氏に続いてこんなことが起き続けると、国のためにがんばろうとする人も減ってしまいかねない。
社会のために、自分ができることをやっていかないと。