心に訴えかけるもの
参院選挙前ということで、自分なりに調べて、演説動画をいくつか見たりもしています。
日本のことを本当に心配している人、本当に日本に良くなってもらいたいと思っている人
やっぱり心に訴えかけてくるものがあるかどうか、というのは大きいですよね。
同じ人間ですし、今の日本があるのは先人たちがときに命を賭して守ってきたものがあるからです。
理想論だけで、お人よしだけで、なにかを守り切れるほどそんな甘っちょろい世界ではないわけで。
外国には生き馬の目を抜くような人や、隙あらばなにかを奪おうとする人々がたくさんいますよ。
欧州に行けば、JAP!と歩いているだけで馬鹿にされることもありますし、反日教育の国ではなにもしていなくとも嫌な思いをすることだってあります。
「みんなでおててつないで一緒にゴールしましょう」
それで世界平和が保たれ、侵略が起きないのであれば、それもひとつのかたちかもしれません。しかし現実の国際社会はきわめて冷徹な論理と利害関係で物事が動いていきます。
その現実を直視し、危機感を持ち、きわめて現実主義的に物事を前に進めていく政治家はもはやどんどん希少になっているのかもしれません。
そういった現実をマスコミも商業主義等である限り積極的に報じる動機もはたらきにくいメカニズムでもあり、主体的に情報を取りに行く人とそうでない人で情報格差も生まれていきます。
政治こそが国民の生活に密接に関わっているわけで、政治を語ることがナンセンスなんてことは一切ないと思いますね。
政治に関心を持ち、投票に行く。民主主義国家の国民の責務ですよ。あらためて言うまでもない基本中の基本。
しかしそんな基本のことすら家庭内教育ではあまり触れられていない家庭も多いのが現状なのではないでしょうか。
以前はそんなことなかったですよ。理念・礼節・文化・矜持・誇り。そういったものをもっともっと大切にする人が多かったと感じますよ。郷愁にふけっているのではなく。
話しを冒頭に戻しまして、心に訴えかけるものがあるか、理念があるか、思いがあるか。
仕事でもなんでも、共通して大切なことのように感じますね。人と人がかかわる活動である以上。