仕事のモチベーションを維持する方法
仕事をしていれば、
- ストレスのたまることもあるし、
- これやってて意味あるのかなぁ、
- だれかの役に立っているのかなぁ、
- しんどいなぁ
と思うこともあると思います。
そのような環境で仕事のモチベーションを維持するために、私たちはどうしたらよいのでしょうか。
以下がポイントになると思います。
- (自分なりにその仕事の意義を見いだす)
- 仕事とはそもそもなにか、という仕事観の確立
自分なりに仕事の意義を見いだし、明確な仕事観を確立できれば、仕事のモチベーションに直結する要素になるのではないでしょうか。
もっと言うと、②があれば①の意義を見つける必要すらないのかもしれません。
まずは、以下のようなことを大切にしてみるのはどうでしょうか。
- 今までの仕事で感謝されたことを思い出す
- 今までの仕事で意義を感じたことを思い出す
なにせ人間は忘れちゃうんですよね。
たとえば、読者からいただいたお手紙を読み返し、活力をいただくことがあります。本当にありがたいことです。
仕事の意義を問い直し、見つめ直すことにもつながりますね。「自分のやっていることは、だれかの役に立てているのかも」と思えるかもしれません。
では次に、本質的な仕事観を考えてみましょう。
仕事は「事に仕える」と書くように、仕事という手段を通じて、だれかに仕える、だれかに尽くすことであるととらえることができます。
仕事というのは、あくまで手段で、目的はあくまで相手に寄り添う、相手を満たすことと言えるかもしれません。そのためには相手のことを考えること。そしてそれらを通じて結局は自分の精神性を磨くことにもなるのでしょうね。
これらの行為は、結局は自分の幸福にも直結するんですよね。
「人としての在りよう」を意識しつつ、自分の仕事観を明確にすることで、仕事の目的が明確になります。目的が明確になれば、方向性が定まり、モチベーションにもつながるのではないでしょうか。
やみくもに走るより、方向性が明確であれば、自信を持って、羅針盤に沿って、事を進めたり物事を決断できたりするんですよね。
そしてもっと言うと「人としての在りよう」を磨くことは、人生を通しての命題でもあり、ある意味で終わりがない。
だからこそ人生に飽きが来ないし、人生の究極の目的にもなり得るのかもしれません。
老い、そして体力が低下しても、「人としての在りよう」を磨くことを目的とするならば、何歳になっても磨き続けることができます。そしてそれこそが、結局は幸福をもたらすのではないでしょうか。