【JAL】日本航空の株価が下落、逆張り派は食指動きはじめるか
ロシアのウクライナ侵攻が長引いています。戦争は本当に不幸しか生まないので、早期終結を願うばかりです。
しかしロシアの指導層としても状況が大きく変わらない限りはこのタイミングで引くに引けず、まだ長引くのでは、との意見が専門家で多いようです。
さてJALの株価が大きく下げています。
同社広報グループ担当者の発言によれば、たとえば日本発ロンドン航路はロシア上空を迂回する必要が生じたことで、アラスカ経由で北から大回りするルートに変更。その影響で行きに15%、帰り20%の燃料代増加になるとしています。
航空業界が事業を継続するには、世界の安定が前提条件であるため、航路周域の戦争が長引けば長引くほど航路の運営は難しくなるのでしょう。
このような事態の変化がどこまで株価に織り込まれ、さらにこの状況がどの程度続くかがひとつポイントになりそうですね。
もし私がリスクを積極的に取る資産形成期で、逆張りを得意としていて、さらに同社株を既に大きく保有していない場合、購入を検討し始める、あるいは食指が伸びはじめそうな水準ではあります。
もちろん更なる下値リスクも状況の変化次第であるでしょう。これ以上の悪材料を見込みにくい場合に購入、というかたちが無難ではあります。
また、この手の中期取引は時間軸もある程度は事前に想定した上で、強めの握力で余裕資金で行うこと等が前提条件として求められます。
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