FIREした後でもした方がよいと思うこと

FIREした後でもした方がよいと思うこと

それは、外へ出て行動することです。結局人間の機智を富ませるものは、経験だからです。外へ出て行動することで経験が生まれます。

新年早々、思うことがあったので記しておきます。

先日、年明け早々に新千歳空港発のほとんどの便が欠航になりました。雪の影響です。

朝、札幌のホテルを出て新千歳に向かいましたが搭乗手続きが中断されており、欠航になるか不明という状況でした。

私は状況に応じて最善の判断をしようと努めます。どんな小さなことであろうとです。一事が万事、小事は大事に必ずつながっているからです。

「運行の最新状況はネット窓口で確認できます」と航空会社からは何度もアナウンスされていました。搭乗窓口には行列ですから、ネットで確認するのが楽に思える状況でしょう。

とはいえこういう状況ではネットでタイムリーに情報が反映されるとはかぎりません。航空会社の公式アナウンスを鵜呑みにするのではなく、航空会社の職員の方々が通りかかる際に実際に声をかけてちょくちょく確認しようと思っていました。

1時間ほど待つ間に、搭乗口に並んで確認したり、通りがかりの方々に確認しましたが、まだ欠航かは確定しない状況でした。

疲労も感じたので少し離れたベンチに座っていました。ネットでの確認は続けていましたが、依然「搭乗手続きを中断しています」という状態から変わりませんでした。

しばらくしてまた通りがかりのスタッフに「〇〇便の運航状況に変わりないでしょうか」と確認したところ、業務用と思しきタブレットを確認したのち「申し訳ありません!その便は欠航が決まっています」とのことでした。ネットで確認しましたが、運航状況は依然「搭乗手続きを中断しています」のままでした。つまり、結局ネットではタイムリーに更新されていなかったことになります。

(ちなみに、こういう事態になると航空会社に落ち度があると考える人もいるかもしれませんが、私は航空会社がどうのこうのとは考えません。不測の事態や非日常的な事態には、対応しきれない部分はあるからです。他者や状況に責任を転嫁するよりも、自分がどう対処するかを考えることが先決です。翌日の航空会社の払い戻しは迅速でした。感謝)

この時点で時刻は13時過ぎ。札幌のホテルを出てから既に3時間が経過していました。

案の定、こういう不測の事態では公式アナウンスが正しいとは限らないのです。その辺の読みは結果的に当たっていました。しかし我ながらミスを犯していたことにのちに気が付きました。次善策が俯瞰的でなかったのです。

次善策、つまり「欠航した場合の代替策」は「近くの千歳か札幌のホテルに泊まればええや」程度でした。しかし浅かった。翌日と翌々日の航空便だけでなく新幹線もその時点で目的地まで満席だったのです。よりによって1月3日は正月休みの帰省ピーク。

そのため、次善策として考えていた「ホテルに泊まる」策をとっても、翌日に動けないことになります。「これはあかん」ということで、ここまで事態が判明してから、次の策を練ることになりました。つまり次善策の初動が遅れたのです。初動の遅れはその後のすべての行程に影響を及ぼします。ゆえに初動の遅れは痛恨なのです。これは私は身に沁みて感じています。登山でも最悪のケースを想定して次善策を練っておく必要があります。

さて、では次の策は「その日じゅうに目的地に行くのを試みる」ことです。翌日も動けない以上、鉄道在来線で行けるところまで行く。雪の影響が少ない地域まで南下しようということです。

しかし初動が遅れたことで、ほかの多くの人々と同じ行動をすることになってしまったのです。私は何事も、先んじてやることに注意を払ってきました。資産形成、米国株、FIRE、健康増進も、その一環とも言えるでしょう。機先を制するということは、それだけで大きな時間的価値が宿るのです。

しかしこと本件においては初動が遅かった。「交通機関の代替輸送ぐらいでそこまで深刻に考える?」と思うでしょうか。いいえ、一事が万事なのです。練習で成果を出せない人は本番で成果を出しづらいのです。日常からボケっとしていては、いざというときに迅速に適切に動けないのです。

結果、在来線で行こうとする時には多くの人も同じことを考えていたタイミングですから、みどりの窓口も券売機も大行列、特急の車内も鮨詰め状態のまま3時間立ちっぱなしでした。

札幌のホテルを朝に出て、目的地に着いたのは結局終電に近い時刻でした。本来なら15時には着いていました。もし次善策を深く、あるいはその次の策を欠航の可能性が生じた時点で考えていたら、少なくとも一本前の特急に乗れて、駅弁などの食料も売り切れることなく途上で食事を取る等々の余裕もできたでしょう。

もっと言えば、天気図が読め、事前に確認していればさらに先手を打てたでしょう。私の近しい人は天気図も読めます。天気予報に頼らずに自力で天気図を時に読んでいました。

いまは理想の生活を実現し、日常が満たされています。一方で、久々に自分らしくない”原理的”なミスを犯したと言えるでしょう。

思えば海外に留学していた頃はこういう考えさせられることは良くも悪くも日常茶飯事でした。色々と尖っている人々が多いからです。ある意味で、学びも非常に深かった。

FIREすれば自由度が増します。FIREした後はいくらでも外へ出て人との関わりを増やせます。逆にいくらでも人との関わりを減らすこともできます。

私は外へ出て常に学び、勉強し、経験を重ねることがやはり大事だと思います。人間の機知・機転・独創性というものは、自身または非常に近しい人の深い体験と洞察から生まれます。

実際に自分がやらないと、深いところまで見えない。表面的な部分しか見えない。投資だってFIREだって同様です。外からの論評はわかった気になっているだけで表面的な部分しか見えていないのです。

  • 第三者の情報を鵜呑みにしない
  • 自分の頭で考える
  • 行動する
  • 反省あらば次に活かす

FIREしようがどんな状態であろうが、行動し、経験重ねることが人生をより深く、そして美しく歳を重ねることにつながるのではないでしょうか。

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