「経済的自由を達成して、はよ会社辞めたい」と言った時の家族と周囲の反応
本記事は、ある大学の方から「卒業論文の制作のために私にインタビューしたい」という依頼に基づいて、その回答としてまとめています。
大学生
FIREをめざすと宣言した際の周囲の反応
まず本記事では、①を記します。そして明日、②を記します。
- 「FIREをめざす際に、家族・周囲からどのような反応があったか」
- 「実際にFIREする際に、家族・周囲からどのような反応があったか」
家族の反応
母
祖母
友人の反応
友人
女神の反応
女神
これらの反応を振り返って、どう思うか
こんな感じでした。
家族
さすが我が親、そして祖母だと思います。こういう反応を見せてくれたことは有難いことだなと思います。
真向から否定するわけでもなく、とはいえ物事の本質的な部分はしっかり伝えてくれた気がしています。
親、祖父母は一事が万事そういう感じです。今までの深い人生経験をありったけ私に注ぎ込んでくれたように思います。感謝しかありません。
母も祖母も、本当に博識な人です。尊敬しています。
主人や上司に使われる勤めは、何かと気苦労が多く、できることならしたくないものである。
「宮仕え」は、本来は宮中や貴人に仕えることをいいましたが、今日では役所や会社などに勤務すること全般の比喩となり、意のままにならないニュアンスをこめていいます。
出所:コトバンク
上司や誰かに仕えるということは、いつの世であっても良くも悪くもそれなりに苦労もあるということでしょうか。
友人
友人はいまいち現実味が感じられない様子でした。その一方で、「穂高ならそういうことも実現してそう」といった感じでした。
私の友人たちは基本的に固定観念に縛られない人々です。多様性の宝庫でもあります。
また、裕福な人が多かったということもあり、金融に関してさほど興味を持つ人は少なかったように思います。
松下幸之助さんが今の自分を築いた要因のひとつに「自分は貧乏だったから」と挙げていました。私も裕福でなかったからこそ、金融に興味を持ったのかなと思います。
女神
女神こと女神もお金には特段の興味がない人です。私の言ってることもピンとは来ていない感じでした。
ただ、「目標をひとたび、これと定めたら猛烈にやる」という私の特徴を踏まえたコメントをもらったように思います。また、国際色豊かな人ということもあり、サラリーマンを辞めることに根っから反対することもありませんでした。「あなたがそう考えるなら」と尊重してくれる感じです。本当にありがたいことです。
総じて、基本的に周囲は肯定的でした。身近な人、そして周囲の友人が前向きかつ肯定的であることは、得難い財産だと思います。
逆に言えば、物事に対して否定的であったり、常に斜に構える人とは付き合わない方がよいと思っています。負の影響を受けるからです。
人生はあまりに短い。ネガティブな活動や発言、そして常に批評的である姿勢はあまりに自ら好機を逸し続けることになります。
周囲に恵まれ、そして私を深く理解してくれる肯定的な仲間にも恵まれたことは、本当にありがたいことだと思います。感謝しています。
もちろん私も、周囲が目標を達成しようとしている際、自分の知を共有し、全力で応援してきました。これこそ友として当然やるべきことでしょう。
人生とは、周囲と正の影響を与え合うことで幸福度の総和が温かく増大し、より深く楽しめるものと感じています。
私自身も自分の親と同様、自分の子供に対して、こうありたいとも強く思います。
Best wishes to everyone.
関連記事
国内外におけるセミリタイアに対する反応の違いについて記したものです。
以下は、卒論協力シリーズです。