30代、40代「〇〇がしたい」。50代「〇〇が実現し、残りの人生を意識」。
人生の先輩の実感から紡ぎだされる言葉というのは、非常に学ぶ価値があります。
印象に残ったフレーズがあったので、みなさまにご紹介です。
竹内まりやさんの言葉
先日、テレビ番組で歌手・竹内まりやさんが以下のようにおっしゃっていました。
竹内まりやさん
30代・40代は「あんなことがしたい」「こんなことがしたい」と思っていた年代
50代はそう思っていたことが(実現)出来てきた年代。桜を見て「あと何回見れるんだろう」と思うようになった
なるほど確かに30代で実際に「あんなことがしたい」「こんなことがしたい」という願望は多くの人が持つでしょう。
子供の有無によって差異はあるでしょうが、若い時ほど〇〇したいという願望は相対的に大きいというのは容易に想像ができます。
ベクトルが自分に向いているとも言えます。ところが子供ができたり、年を重ねて精神的な余裕が以前より生じることで、心も落ち着いてくるのかもしれないですね。
人としてどう生きるか
竹内まりやさんは、「人としてどう生きるか、を強く意識するようになった」とおっしゃっていました。
「〇〇したい」という願望で埋め尽くされた若年期と比べると、「人としてどう生きるか」を意識する行動自体に高次元の精神性が感じられます。
いずれはみな等しく人生を終えます。人生の前半で「したかったこと」を概ね実現した場合に、次はどのような人生のあり方を意識するのか。これはみなさまも気になるところかもしれません。
50代になると、桜を見て「あと何回見れるんだろう」と思うようになるのであれば、50代になる前から「自分がいずれそう思うようになる」ことを意識することが一案と思います。
先人の含蓄ある言葉を謙虚に習い学び、人生のステージを先へ進めて精神性を高めていけば、より独創性のある人生も展開されやすいと私は思います。
漫然と生きるのもひとつかもしれませんが、常になにかを学び、そして血肉にしていきたいなぁと個人的には思います。
Best wishes to everyone.