「チャンスをつかむ人・つかまない人」の傾向・特徴は見いだせると思う

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「チャンスをつかむ人・つかまない人」の傾向・特徴は、見いだせると思う

  • チャンスをつかむ人
  • チャンスをつかまない人

この両者には、異なる点・傾向を見いだすことができます。

チャンスをつかむ人、つかまない人

色々な人と接してきました。つたないながらも、色々な方に

  • コンサルティング
  • インストラクター

と呼ばれる生業をする上で、見てきたことがあります。

例①:スキー

たとえばスキーをしていても、めちゃくちゃ上達が速い人もいます。

たとえ3日目であっても驚異的な上達で、

  • 「もうこの方は、中級コースに行ける」

と感じる人もいます。滑りを見てたらだいたいわかります。

そこでこう提案するとします。

  • 「もうその滑りなら、中級コース行けるよ。どうする?」

ここで色々考えると思います。

  • まだ3日目やし、さすがに無理や
  • お、不安やけどとりあえず行ってみよ

個人的な事情がない限りにおいては、間違いなく後者の方がチャンスを逃さないと思います。

「たかがスキーの意思決定で」と思うでしょうか。

いえ、一事が万事だと思います。練習で本気を出せない人は、本番でも本気を出しにくいと思います。

例②:株式投資

投資でも同じです。他者に勧めた時に、

  • なかなか始めない人
  • とにかくすぐ始めてみる人

チャンスをつかんだのは、後者です。

  • 「また次の機会があるやろうから、今回はええや」

たしかにそういう考え方もあると思います。しかし本当のチャンスというものは、すぐに2回目があるとは限りません

今すぐつかまないと逃げるチャンスというのは、確実にあると思います。今まで色々な人を見ていて、そう確信しています。

5年前に米国株(VTI)を他者に勧めたことがあって、もし仮に、今年になってようやく始める決心をした場合、どうでしょうか。

もちろん、人には人の事情があります。これは、いかなる状況でも、大前提中の大前提ですね。すぐ始められない個人的な事情があるかもしれません。ここは配慮と想像力を働かせる局面でもあります。

ですから、「投資をすぐに始めなかったから云々」ということではありません。つまり、本記事で述べていることは、表層的な議論に留まっている可能性があります。それを承知の上で書いていますし、お読みいただければと思います。

【VTI】5年チャート

ただし、数字上だけの話になると、やらないまま5年が過ぎ、【VTI】は2倍になりました。5年という時間は、間違いなく過ぎていきます。

また来月かんがえよう。1年後かんがえよう。そうこうしているうちに、5年経っているかもしれません。次のチャンスというのは、いつ来るのかわからないのですね。

「まずはやってみる」という行動様式を大切にする

大切なのは、

  • 「まずはやってみる」

ということだと私は思います。本当に信頼できる人に勧められたら、とりあえずはやってみる。私はこの行動様式をとても大事にしています。

なぜなら、それがチャンスなのかもしれないからです。次に来るのは数年後かもしれない、もしかするともう来ないかもしれないからです。

もちろん、なんでもかんでも勧められたらやってみるわけでは決してありません。動物的な勘・直感などが警告を発していたら、やりません

ただし、”基本”概念としての「まずはやってみる」ということは大切にしている、ということです。

周囲の人々になにかをアドバイスするとき、それなりにその人のことを真剣に考えた上で、アドバイスという形となって表出しているでしょう。

それは他者が自分に対するスタンスとしても、同じかもしれません。最大限の尊重をした上で、徹底的に自分で咀嚼することが大事ですね。敬意というのは、払い過ぎることはないと思います。

Best wishes to everyone.

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コメント

  1. 匿名 より:

    仰る通りですよね。いつもブログ拝見させて頂いている、定年間近っていうか通常だったら今年末に定年のサラリーマンです。会社の制度が変更になり定年が62まで伸びました。株式投資、資産形成をもっと前からやっていればと思う今日この頃です。入社以来早期リタイアなどは一度も考えずに、会社員生活を送ってきてはや37年。昭和時代のサラリーマンです。何度も辞めようと思いましたが、染みついた昭和の感覚がそうさせてくれませんでした。海外駐在が通算で15年。また最近8年間が海外駐在期間(生活費が日本に居るよりかなり優遇される)ということもあり、持株会、会社の個人年金、社内預金そして退職金を併せると知らぬ間に1億を超えていました。最近はもっぱら投資経験者のブログなどを拝見しております。株は日本株を15年くらい細々とやっていたくらいで、二年前よりGAFAMの一角への個別投資、米国ETF,米国INDEXファンドへの分散投資を継続的にやっています。65歳まで続けて、それ以降は取り崩しという計画です。2013年から5年間米国駐在していましたが、仕事が忙しく米国株など全く眼中にありませんでした。米国は本当にダイナミックな国だなと思います。あの時に投資始めていたらと思うと残念です。とりとめもないコメントですみません。これからもブログを拝見させていただきます。穂高さんからみるとお父さんくらいのおやじより。