40代のセミリタイア目前での株式投資
こんばんは。48歳地方公務員独身おばさんです。仕事ができないため、今年で公務員を辞めたいと何年も前から感じてます。
家賃63000円賃貸に住んでおり、2500万円はspydなどのETFに投資。1000万円は現金保有。1000万円は親から相続あり。
24年働き、現在の年収は650万円ほどにて、500万円ぐらいは退職金あり。リタイアしたいのですが、生活難しいかなと思い、辞めた後もなんか仕事はしないといけないかと考えています。
任意継続の健康保健を算出させたら、53万円ほどの健康保健料に介護保険料もプラスされます介護保険料は算出まだですが、かなり高額だとおもいます。。
税金支払いが過大にて、社保のあるところに一年ぐらいは働きたいなと考えています。ETFには今年度給与があるのでできる限りの投資はしたいと思っております。年金額が96000円ほど、年金ハガキでは老後も、厳しいなとかんじてます。
投資のアドバイスをいただければ、ありがたいです。よろしくお願いします。
こんばんは、ありがとうございます。
退職後、リスク資産へどれぐらい資金を割くか
現在リスク資産である株式には、退職金も含めると約5~6割ぐらい割かれているということですね。
ご自身のリスク許容度によりますが、この割合を上回らないようにすることが一案と思います。
これぐらいの割合を維持できれば、以下を想定しやすいのではないでしょうか。
- 公務員の早期退職後に収入が減った後で暴落等があっても投資を精神的に続けやすい
- 期待できるリターンも応分にある
もし私なら、今の市場局面では株式への投資は現有の2,500万円そのままとしておき、株価が大きく下げる場面があれば投入するかたちにします。
2,500万円をSPYDなどのETFで保有ということであれば、月平均で5万円以上の分配金でしょうか。
さらなる分配金の上積みを求めて、資金を投資に割くのもひとつではあります。ただ、今の市場局面、そして暴落のご経験がもしなければ、いま大きくリスクを取るのは今後の下落局面での精神面への配慮が気になるところです。
大きくリスクを取っていると、市場の下落局面でしんどくなるからです。投資においてメンタルは大きな要素になりますね。
金融市場というものは、一時的に半値以下にもなり得る霞のような側面もあります。株式に酔わないことも大切だと思います。
市場局面の変化によっては、ろうばい売りのリスクも高まることがあります。市場の将来成長性に賭ける場合は、ろうばい売りは避けたい投資行動ですね。避けるには、現金を保っておくなどリスクをとりすぎないことが一案です。
あくまでセミリタイア
以上を踏まえると、早期退職後により心穏やかな日々を送るには、興味の持てる領域でなんらかの活動をするのもひとつですよね。それで収入を少し得られれば、金銭的にも大きいですね。あくまでセミリタイアということです。
「仕事ができない」という人は基本的には存在しないと私は思っています。もし特定の仕事ができなかったとしても、単に「その仕事に合わない」だけではないでしょうか。
農業をやっていて思いますが、土の構成成分(窒素・リンなど)によってそれぞれ作物の適性があります。人間も同じで、能力・適性には凹凸あり、適した職場・職種によって適性も千差万別です。
人間関係や仕事に疲れたときは、自然とかかわったり、土をいじったり、身体をうごかす活動をすると、新たな自分を発見しやすいとも思います。
ご退職後も興味のある領域で活動(人によってはそれを「仕事」と呼ぶのかもしれません)すると金銭面以外のなにかや思いがけない出会いを見いだせるかもしれないですよね。
お記しのとおり、退職後はいきなり週0をめざさずとも、週2~3でいわゆる仕事(ただし興味が持てたり、自分の能力を活かせそうなこと)と呼ばれるものをやってみる。そこでどう感じるのかを客観視するのもひとつですよね。意外にしっくりくるなら続けてみるなど。
退職後の健康保険
退職後の健康保険料は、高いですよね。
任意継続にするかどうかは、私も検討しました。公務員の方とは勝手が異なる部分もあるかもしれませんが、以下記事にまとめています。すでにご存知でしたら恐縮ですが、よかったらご参考にしてください。
事前に昨年度と今年度の源泉徴収票を勤務先から入手の上、役所で国民健康保険料を算出してもらい、任意継続と比較するとスムーズです。
健康保険は年度(4月起算で3月締め)扱いとなるため、年度の途中で退職する限り、今年度と翌年度の健康保険料を算出の上、両年度で国民健保か任意継続のどちらが保険料が安くなるかを比較する必要があります。
健康保険、厚生年金保険は月の最終日まで会社に在籍していないと、その月は被保険者になりません。月末退職にすれば、年金と健康保険の自己負担を軽減できます。
ただし年金は自己負担を軽減できる分、将来的にもらえる額も応分に減るため、こちらは価値観次第ですね。
ご参考なりましたら幸いです。
Best wishes to everyone.
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たとえば30代などでのFIREをめざす場合も、いきなり完全FIREでなくともサイドFIREであれば実現性は大きく高まります。
週2~3ではたらく場合でも、移動の自由を得られ、金銭要素を仕事えらびから度外視しやすいことが大きいですね。
コメント
はじめまして三菱サラリーマン様、私は”おおきなわっか”と申します。私自身も三菱サラリーマン様のブログを読んだ影響を受けて米国株投資でセミリタイアを目指しているサラリーマンです!ご質問された女性公務員さん、職場が息苦しい環境なんでしょうね。それに答える三菱サラリーマンさんの内容もわかりやすく女性公務員さんもさぞ参考になる事と思います。これからもブログ拝読させていただきます。宜しくお願いします。
穂高さま、回答いただきありがとうございます。初めて投稿し、採用されるのかと思っていましたが、文面は優しさに溢れて、さすが!だと、とてもありがたく嬉しかったです。
本当にありがとうございます。今後ともご教示下さい。