FIRE達成のモチベーションとしていた4つのこと
FIREをめざすということは、ある意味で「現状を変える」ということですね。
逆に言うと「日常に満足していれば、現状を変えることを好まない(=FIREをめざす必要がない)」という人もいらっしゃると思います。
さて、人にもよると思いますが、サラリーマンとして組織で働いていると、時に思うところもありました。
私も例外ではなく、多様な経験を積ませていただいたことに深謝しつつも、生き方のベクトルとしては交わりづらい部分があったことも事実です。
ご質問
以下ご質問をいただいています。
読者さま
題名: 御礼
メッセージ本文:
穂高様
毎日楽しくブログ拝見しております。
私も某非財閥系商社の子会社で働いており、勝
穂高さんの著書を遅ればせながら拝読し、改めてFIRE実現へ向
私も一日も早く金銭的に自由な身になり、本当にやりたいことをし
今の
- 穂高さんが会社勤めされているときに、モチベーションを削がれる
ような出来事はありましたでしょうか? - そのような時はどのようなことでFIRE達成のモチベーションと
おりましたでしょうか?
私も周りの雑音をノイズキャンセルするスキルはある程度持
FIRE達成のモチベーションとしていたこと
1つ目のご質問「会社勤めの際にモチベーションを削がれることはあったか」について、たとえば以下のようなことが該当します。
- ほかと異なる行動様式に対する画一的集団論理
- 生産性を限定する、社内政治的な色彩が強い事象
- 実利主義というよりも、特定の見栄え・スマートさへの重視
- 外国顧客が重視しない部分に対する伝統芸能的踏襲・投下時間
- その他、個人的信条等と交わらない要素
こういったことが、じわじわと要因となっていったと思います。
もちろん、当時の自分からの観点ですのであくまで主観であり、物事の全貌が見えていない可能性もあることを申し添えます。
おそらく、外国的な視点が留学以降にやや備わったことも関係していると思います。
では、「FIRE達成のモチベーションにしていたものは、なにか」ということですが、やはり以下です。
- 毎月給与から投資し、配当金を記録し、増えていく配当金を見て、経済的自由へ1歩ずつ近づいている実感を得る
- 休暇の際は、FIRE後のシミュレーションを重ね、どういった生活に幸せを感じ、何を成したいのか等々を夢想する
- どうしたら経済的自由を1日でも早く達成できるのかを昼休みや余った時間にひたすら考え続け、行動に変え、実践する
- なにかいやなことがあった際は、愚痴ることを避け、むしろFIREへの原動力・モチベーションとして昇華に努める
昇華することで、社会資本を蓄積するということ
愚痴やネガティブ思考というのは、人生の貴重な有限の時間を、自ら放棄し費消することになります。これはもったいないです。好ましくない方向に自分を導いているようなものです。
そのため、とにかく昇華させようと努めていました。昇華しようとしてもできないこともありましたが、努めました。
負のエネルギーを受けても、正のエネルギーに転換しようと努めていました。その意識は、以下事項につながったと思います。
- ブログを書き続けること
- 支出の最適化を徹底すること
- 給与から最大限の額を投資に回すこと
ネガティブな人というのは、ネガティブな人を引き寄せます。ポジティブな人は、ポジティブな人を引き寄せると思います。同じ匂いがするので、人間すぐわかりますよね。
同じ収入・同じ会社に勤めていても、目標まで進む速さ(たとえば資産形成)は千差万別です。その分水嶺となるのは、上述したような意識だと思います。
ポジティブな友人や知己というのは、お互いに困った時に助け合えるものですね。足りない知識や世界を補完し合えるものですね。そういった真の友人は、陰に陽に目標達成を応援してくれるものですね。
積極性は消極性に勝り、前衛性は後衛性に勝り、ポジティブはネガティブに勝ることが多いと思います。
FIRE達成のためには「収入・資産額」といった金融資本も大切ですが、可視化できない当人の精神性・友人・生活態度・人としての在り方などの要素もまた、重要であると思います。
FIREをめざす方で、多大なストレスを日々抱えていらっしゃる方もおられると思います。「そのストレスを自分なりに昇華する方法を編み出し、誰かに役立てる方法はないか」と考えてみるのも一案だと思います(下段関連記事の4つ目に類例を記載)。
ご質問ありがとうございました。力強く、目標に向かってひたむきに進んでまいりたいですね。
ご参考になりましたら幸いです。
Best wishes to everyone.
関連記事
関連記事として、以下を再掲しておきますね。
- 毎月給与から投資し、配当金を記録し、増えていく配当金を見て、経済的自由へ1歩ずつ近づいている実感を得る
- 休暇の際は、FIRE後のシミュレーションを重ね、どういった生活に幸せを感じ、何を成していきたいのか等々を夢想する
- どうしたら経済的自由を1秒でも1日でも早く達成できるのか、それを昼休みや余った時間にひたすら考え続け、行動に変え、ひたすら実践する
- なにかいやなことがあった際は、愚痴ることを避け、むしろFIREへの原動力・モチベーションとして昇華に努める