資産1億円達成時のポートフォリオ(米国株・日本株)
本記事では、金融資産が節目に達した時点におけるポートフォリオを記しておきます。
人生の変化に応じて、ポートフォリオも最適化していく
人生には変化がありますね。
「人生を豊かにするための手段」である資産運用・ポートフォリオも、変化に応じて最適化することが一案です。
たとえば、以下要素によって、最適なポートフォリオも応分に変わるでしょう。
- 年齢
- 人生ステージ
- 資産形成ステージ
- 目標までの想定時間軸
- 株式以外からのキャッシュフロー
たとえば、
- 年齢が若ければ、投資可能期間が変化。
- 人生ステージが変われば、投資の位置づけも変化。
- 資産形成ステージが変われば、リスク許容度も変化。
- 目標までの想定時間軸が変われば、投資可能期間が変化。
- 株式以外からのキャッシュフローが変われば、株式で得るキャッシュフローの重要性も相対的に変化。
今般の私の場合は、②・⑤でしょうか。
主な変化は、以下の通りです。
- 人生ステージ
- キャッシュフロー
① 人生ステージの変化
FIRE達成前
- 配当というキャッシュフローが、経済的自由の達成度を測る最重要指標
- 配当は、FIRE達成前でも明確に算出・想定できるキャッシュフロー
- 配当が、自由な人生を描く(FIRE)決断の際、大きな後ろ盾・安心材料
- とにかく1日でも早く達成したい気持ちが強い。ゆえにリスク選好的。
FIRE達成後
- 収入が複線化し、配当の重要性が想定より相対的に低下
- 積極性よりバランス保守性
② キャッシュフローの変化
2015年後半より高配当株をひたすら購入してきた結果、2020年の株式からの受取配当金は税引後で月平均20万円を超える見込みです。これで生活費は賄えますので、今後は高配当株だけに限らず、低配当でも増配率の高い好配当株にも積極的に投資して参ります。そのような銘柄も今後紹介していきます。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 19, 2019
2019年以前
- 配当額 < 生活費
2019年以降
- 配当額 > 生活費
このような変化を見いだすことができます。コロナショックは、まさにこの好機でした。
私たちは機関投資家ではなく個人投資家であり、運用スタイルに制約はありません。原理主義的にどれか1つに投資先が限られることはないですね。バリュー株・グロース株・高配当株・低配当株・無配株、どれもバランスよく持っていてもよいわけです。
ポートフォリオ
では、以上を踏まえた上で、現時点の長期資金に中期資金も部分的に記します。もちろん今後、資金枠間の相互移動もあり得ます。
- ABBV
- ABT
- AMGN
- ARCC
- BA
- BLK
- BP
- BTI
- CHWY
- CME
- COST
- CRM
- DPZ
- FDS
- FMC
- HII
- IBM
- IDXX
- JNJ
- LMT
- LW
- MKC
- MO
- MSCI
- RDSB
- SHW
- SYK
- T
- UNH
- UNP
- VHC
- VZ
- XOM
- アサンテ
- インヴィンシブル投資法人
- エスコンジャパンリート投資法人
- 沖縄セルラー電話
- オリックス
- カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人
- 近鉄エクスプレス
- サムティ・レジデンシャル投資法人
- スノーピーク
- JALUX
- CDG
- スターアジア投資法人
- タカラレーベン・不動産投資法人
- タカラレーベン・インフラ投資法人
- ディアライフ
- 投資法人みらい
- トーセイ・リート投資法人
- 日本BS放送
- 日本コンセプト
- 日本航空
- 日本たばこ産業
- 日本再生可能エネルギー投資法人
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- 三菱商事
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- Oneリート投資法人
穂高 唯希
国別割合としては米国が最も多く、日本・ベトナムなど続きます。
- 通貨分散
- 銘柄分散
- セクター分散
こういった分散を、引続きやってきました。単一銘柄への比重も5%以下をめど。スタイルとしては、昔から逆張りも多いですね。そして、日経・NewsPicksなどでもお答えしていた通り、コロナ後にとにかく買いました。
FIRE後は運用面での制約が消失したので、極論すれば、明日すべて売却かもしれませんし、逆も然りです。
いずれにしても、運用スタイルもポートフォリオも、自身の状況にあわせて柔軟にやっていくことが肝要と思います。
Best wishes to everyone.
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人生ステージに合わせて、運用スタイルも応分に変化です。
何気にしっくり来ています。
やっぱり、1つの扉が閉じると、もう1つの扉が開くことはよくありますよね。