幸せは、近くにあるというお話(ご相談者さまから)
先日、上記記事にて回答後、以下返答をいただきました。ご本人の了解を得た上で、紹介させていただきます。ありがとうございます。
穂高様
先日は私が本当に知りたかった情報をブログにアップしていただきましてどうもありがとうございました。お礼が遅くなりました。
私が求めている幸せって、とても地味だなと言うことがはっきりしました。(笑)
前々から幸せってなんだろうと自問することがあり、よくわかりませんでしたが、実は身近にありすぎて気が付かなかったのですね。
でも、そんな自分に50代で到達できたことを褒めてあげたい気持ちがしました。
- 新鮮な野菜と魚、
- いつでも近くに入れる温泉、
- おいしい空気、
- 時々遭遇するおしゃれなパン屋など
小田急線に馴染みがあるので、小田原あたりいいなとおもい、今週末ふらっと街をみにいく予定です。
Addressというサービスが最近流行ってますが、そこで家守募集しているので、それを退職後やってもいいなとぼんやりおもったり。
穂高さんのブログでの回答を突破口として色々妄想が膨らんできました。
ありがとうございます!
穂高さんのブログを読むと何故か、私の心が整い、雑念が消されるので、好きです。これからも応援してます!
日本は恵まれている点が多々見いだせる
私も幸せは身近にあるものだと、常々思います。
身近な部分以外になりますと、人間は追加的に欲しいものを手に入れても1単位あたりの効用は逓減するようにできています。ですから、「少欲知足」は幸せを感じやすいですよね。
- 家族がいて、
- 健康が維持できて、
- 美味しいごはんがあり、
- 基本的人権が守られていて、
- 外を出歩く時に治安を心配しなくてよい、
これだけでも大変に恵まれているのではないでしょうか。
目を外に転じれば、
- ルーマニアを夜に出歩いた時は、いきなり襲われるのではないかとさえ思いました。
- スペインの地下鉄では男4人に突如囲まれ、目の前で友人が財布をポケットから堂々と抜き取られそうになりました。大声をあげ、彼らは退散しましたが。
- 厳しい兵役や国権の強い国や、少数民族が大変な国もあります。
- 日本よりもっと苛烈な競争社会の国では、多くの人が「いかに他人を出し抜くか」に傾注します。常に一定の緊張感を強いられます。
日本は島国ですから、よくもわるくも外界と遮断されがちですし、国内事情に意識がいきがちだと思います。また、政治に対して無欠さを求める傾向もみられます。
もちろん、主権者である国民である以上、議会制民主主義に基づいて国民が選出した代議士をチェックする役割は必要かもしれません。ただし、一方で子供ではないですし、まずは自助努力が大前提ではないでしょうか。
- 新鮮な野菜と魚、
- いつでも近くに入れる温泉、
- おいしい空気、
- 時々遭遇するおしゃれなパン屋など
(いただいたメールより引用)
こういったものを今わたしたちが享受できるのは、ひとえに、治安・諸制度、環境・農業・貿易政策といった先達が築いた礎の上に成り立っているのだと思います。
- ないものをねだらず、
- あるものに感謝しつつ、
- 自分にできることを積み重ねる、
こういった基本姿勢が、結局は身近にある幸せに気づき、そして図らずも地域や社会への貢献にもつながるものと思います。一方、余談ながら「事業家の誠実さは、稼いだ後に出てくる」いう言葉もあります。まずは自分を満たし、余裕ができたからこそそう思える、という側面も見いだせます。
小田急線に馴染みがあるので、小田原あたりいいなとおもい、今週末ふらっと街をみにいく予定です。
(いただいたメールより引用)
小田原は歴史情緒あり、海鮮あり、農作物あり、自然あり、温泉あり、交通よし、とよいところが多々あります。
小田原駅前の「栄華軒」さんは、昔ながらの中華料理屋さんで、調味料にこだわり、よいお店でおすすめです。同じく駅前の「喜仙寿司 (㐂仙寿司)」も美味しいカキフライや新鮮なアジをいただけます。
Best wishes to everyone.
関連記事
Addressについては、以下でもご紹介しています。ご参考に供します。
デュアルライフ・多拠点生活は、飽きが来にくいライフスタイルだと思います。
ラオスのお話です。示唆に富みます。