感謝を示し続けることで、人生のなにかが変わる
「感謝されるのがきらいです」という人には会ったことがありません。
自分がされてうれしいことは、他人も好意的に受け止める傾向は見いだせます。
「コラっ、そんな感謝したらアカン」と止める人は誰もいないでしょう。
感謝にはお金・体力・天与の才能もいりません。本当にそう思う気持ちさえあれば、感謝はできます。
ブログ開設以降の変化
振り返りますと、ブログ開設以降、FIREの達成が見え始めた時あたりから、自分の中にポジティブな内的変化があったように思います。
もしかすると、読者の方々からポジティブな言葉を数多く拝受するようになったからかもしれません。ポジティブな言葉は、確実に連鎖し、心の栄養になるのです。
もちろん、経済的自由を得て、地理的制約からも解き放たれ、精神的自由・時間的自由を得たことも関係していると思います。
「感謝」という宝典
感謝という宝典とも呼ぶべき代物は、様々な側面を見いだすことができます。
- 頑張り・陰の努力に対して、明確に称賛を示す意義
- 率先して挨拶すると、むしろこちらが元気になる
- 感謝は、睡眠の質を高める
- 夫婦円満の秘訣に、感謝在り
- 可視化で前向きな自分を見いだす
頑張り・陰の努力に対して、明確に称賛を示す
大人は、ともすれば、家族や子どものネガティブな行動や振舞いに目がいきがちかもしれません。
しかし人間が成長するためには、自らの頑張りや陰の努力に対して、周りが称賛を惜しまないことが何よりも大切だと思います。
頑張りや陰の努力が認められると、人間うれしいものです。こちらが気づき、そして明確に称賛し感謝するという姿勢を持ちたいですね。
パートナーや友人・家族に対しても同様です。
率先して挨拶すると、むしろこちらが元気になる
これは実際に感じます。挨拶するとむしろこちらが元気になる。
私は趣味の1つが登山です。登山で人とすれ違うと、基本的に私は率先して元気よく挨拶をします。これは不思議なもので、挨拶するこちらの方が、エネルギーをもらっているような感覚になります。快活になるんですよね。鏡のように活力が跳ね返ってくるわけです。
ところが新型コロナウイルス拡大後、感染の観点から、すれ違う人と挨拶しづらくなったんですよ。相手もどこか遠慮しているのを感じます。挨拶している時の方が、やはりエネルギッシュと思うのです。
感謝の心がある人は、睡眠の質が高いことが明らかに
研究・実験の結果、睡眠前に感謝する人ほど睡眠に入る時間が長くなり、睡眠の質(満足度)が上がっているということが分かったのだそう。
体感的にもそうですね。感謝モードは神経を刺激せず気持ちも穏やか、おこモードは気持ちも立ってしまいます。
我が家は昔からそういう家訓的なものがありました。寝る前にその日よかったことを振り返るのです。
夫婦円満の秘訣は、日常的な感謝
幼少期より年配の方と接する機会が多かったので、幾度となく聞いたことがあります。それは、夫婦円満の秘訣は「ありがとう」「ごめんなさい」をしっかり伝えることである、と。それに尽きると。
これらを絶対に忘れることなく言い続けることが、円満の秘訣なのだそう。
シンプルですが、効果はてきめんと思います。だれだって感謝されればうれしいし、がんばりが認められればうれしいものです。
ひたすらGiveを出来る人もいるでしょうが、加えて「ありがとう」と言われた方が、やっぱりなんだかんだ人間うれしいものですよね。
感謝日記などで可視化するのも、一案
幼少期にこんなことをしていました。
- 夜寝る前に、今日よかったこと・うれしかったことを3つ挙げてから寝る。
我が家のルールでした。
「ポジティブな側面に目を向けるため」だったのだと理解しています。「感謝日記」という形で、感謝したいことを記していくのも一案ですね。
こういうことは、やっていくと着実に思考の変化が生じます。物事の見方がネガティブだと感じる人は、やってみる価値はあると思います。
なにかが変わるきっかけになると思います。
「自分がされて嫌なことをしてはいけない」
これよく聞きますよね。なんで逆はあまり聞かないんでしょう。
「自分がされてうれしいことは、どんどんすればいい」
こっちの方がさらにポジティブですよね。禁止より推進。
もちろん、自分の嗜好があまりに特殊すぎる人の場合は、自分がされてうれしいことをしたら逆に怒られる可能性ありますけども(笑)
Best wishes to everyone.
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