株主優待で生活が豊かになると感じた事例
株主優待には、その日本特有の制度に付随して、色々な側面がありますね。
- 優待コストを配当に回した方が合理的
- 機関投資家は、優待を(公式には)享受できない
といった観点もあります。
また、「優待に釣られて株価が落ちては意味がない」といった観点もあります。ただし、これはあらゆる商品に言えることですね。特定の要素に釣られて好ましくない結果を招くことは、普遍的に言えることです。
優待がなかったら、素通りしてた
さて先日、私は未保有ながら、JALUX(2729)の優待をいただく機会がありました(※現在JALUXはTOB成立→上場廃止により、優待も廃止)。年間4,000円分の優待です。空港のJALショップ「BLUE SKY」などで利用できます。
「いや~~これめっちゃええなぁ…」
と思いました。
BLUE SKYで、ご当地の名産品で主に以下を買ったんです。
- ルタオのショコラ・ダブル(チーズケーキとショコラが融合したやつ)
- ホリのさとうきびチョコ・プレミアム
- ほっくチーズ
ショコラ・ダブル、1,800円しますがめちゃ美味しく、お世話になってる友人や家族に買えば、めちゃめちゃ喜んでもらえます。
これ優待がなかったら、BLUE SKY寄ってないですよ。ふだん素通りしてます。優待があるからこそ、「(ふだん買わないところで)あ、なんか買おう」ってなったんですよね。
これこそ株主優待の魅力。潜在需要が喚起されるわけです。
ルタオは、小樽が今みたいに観光地化する前の学生時代にも、何度か行ったんですよね~。なつかしい。
感情が非合理を誘発しても、いいと思う。投資はあくまで手段。
冒頭に述べた2つの観点はありますが、私は効率至上主義ではないので、多少の非合理さがあったとしてもOKです。
「妻のご機嫌をとるためにとても助かっている」という知人もいたり。証券口座のお金が増えても実感を感じづらいですが、優待として現物を得られると実感はわきやすいですね。
投資はあくまで人生を豊かにするためにやっているので。今回のように豊かになる要因になるもの、それが株主優待なのであれば、選択肢になると思います。
ただし、大きな流れとして優待は廃止傾向にあります。上述したJALUXに加えBS11なども、優待廃止となっており、そのようなリスクは頭に入れておきたいですね。
Best wishes to everyone.
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