【FIRE後の運用】長期資金に加えて、中期資金枠を創設【現金比率が変化】
想定運用期間・現金比率の観点から、現時点におけるFIRE後の運用を以下にまとめておきます。
FIRE前は、現金ほぼなし
FIRE前の運用方針は、期間別の観点からは、長期資金のみでひたすら配当を積み上げる形で配当収入のグラフを描いてきました。ご案内の通りです。
「狭義の一括投資(※)」×「毎月つみたて」という形ですね。
※…給与のうち可能な限りを投資に回す
FIRE後は、現金比率が上昇
FIRE後は、以前のように可処分所得の大半を投資に回しているわけではないこともあり、現金比率が上昇しています。
よって、長期資金のみではなく、言うなれば中期資金という位置づけでコロナ後から一定の枠を設けているような形です。
現状の規模は、10万ドルを上回らない程度とし、10月末に3,000株まで買い増したオリックスや、コロナで逆ピラミッディングしたSPYDなどが該当。今のところ、あくまで長期資金が運用のメインという位置づけ。
平時の追加投資は以前に比べて限定的ながら、市場全体が下押しする局面で多めに拾う形です。
配当収入のグラフ
よって、配当収入のグラフは中期資金と長期資金がごちゃ混ぜになり、以前からの統一性はなくなるでしょう。
長期資金のみのグラフとするのか、中長期混合にするのか、あるいはFIREを機に役目を終えたのか、といったところでしょうか。
中期資金の投資対象
投資対象は、自分が慣れている(と少なくとも思える)高配当株・増配株などです。
FIRE後は切迫性がないので、柔軟にのんびり運用していきたいと思っています。
Best wishes to everyone!
現金比率の目安と、判断材料です。よほど豪胆な方でない限り、資金管理は徹底したいところですね。
現金が潤沢にあれば、平時から方針を想定しておくのも一案と思います。
下押し局面でどのような方針で資金を入れていくかです。事前の策定通りに実施できるかもポイントですね。