【XOM】エクソンモービル、2番底形成間近で高まる食指の動き
コロナショックで、元々の流れでもあった原油価格低迷にさらに拍車がかかり、スーパーメジャーと呼ばれる4社には引続き強烈な逆風が吹いています。
シェブロンの減損や、ロイヤルダッチシェル・BPの減配と続き、次はエクソンモービルかというところ。
そんなエクソンモービルについて、見てみましょう。
【XOM】エクソンモービルの株価チャート(1年)
上図は、スーパーメジャーであるエクソンモービルの株価チャート(1年)です。
コロナショックで半値に下落した後、さらに2番底を形成しそうな動きです。
私を含め、無類の逆張り好きな方は、キャピタル狙いを検討する頃合いでしょうか(笑)
もちろんリスクもあります。
減配リミットもあろうものの、配当の増減は同社Net Asset Valueへの影響はあくまで中立。
コロナショック以降の石油需要減退から強烈な逆風が吹いているスーパーメジャーですが、この状況が永続的かと言われれば、疑問符の1つや2つは付く形。
ARCC・ABBV・BTI同様に、底で仕込めれば、高いキャピタルと高いインカムの両取りが可能です。
ABBVはアラガン買収による財務懸念でわかりやすかったですが、今回はコモディティの需給も関係するため、その時ほどの明確さはないものの、この水準はさすがに食指が動きます。
いずれにしても繰り返しながら、特に個別株では投資対象云々というより、買値も非常に重要な要素と思います。
Best wishes to everyone!
こちらは同じくスーパーメジャーのロイヤルダッチシェルです。約70年の減配ということで、同業界は軒並み業績を落としていますね。
連続増配年数が30年を超えるエクソンですが、メジャー勢の中では財務良好も、資産売却で配当支払いは綱渡りか。無理に支払うのは本来の意義に反するので、いっそカットしては、とも。
英BPは、直近のキャッシュフローではメジャー勢の中で一番強かったわけですが、コロナショック後にRDSBに続き、あえなく減配となっています。