【Cash is King?】現金総額が過去最高に【逆ピラミッディングを想定しておく】
コロナ後はだいぶ相場が上昇しました。キャッシュが積み上がっています。
2019年以降、特にセミリタイア・FIRE以降は、配当金額における切迫性が薄れたので、特殊な事象がない限り、現預金をいじらず積み上げておく形となっています。
下落局面での「逆ピラミッディング」を想定しておく
では、ご参考までに、いつかまた来る下落局面での投資行動として、投下資本の目安を以下2ケース設定してみましょう。
例1:取得単価→下落率35%時点
指数下落率 | 現金に占める投下資本の割合 |
10% | 10% |
20% | 15% |
30% | 20% |
40% | 25% |
50% | 30% |
このように、株価下落率が大きくなるに従って投下資本を増やしていくのが、いわゆる「逆ピラミッディング」です。
本ケースでは、加重平均取得単価は、下落率35%時点に相当します。
例2:取得単価→下落率40%時点
あくまで目安なので、私がコロナショックで【SPYD】を逆ピラミッディングした時のように具体的な数値は可変式です。
たとえば、コロナショックのように半値近くになるような対象は、以下例の方が有利になります。
指数下落率 | 現金に占める投下資本の割合 |
10% | 5% |
20% | 10% |
30% | 15% |
40% | 20% |
50% | 50% |
本ケースでは、加重平均取得単価は、下落率40%時点に相当します。かなり取得単価を下げられますね。
暴落局面で逆ピラミッディングの際、気を付けたいこと
しっかりと資金管理をする、つまり下落初期で資金を投じすぎないことが肝要です。(もちろん、暴落ではなく小さい下落率で反発しきるケースは、下落初期で資金を投じすぎた方がリターンはよくなるわけですが)
とはいえ、人間の心理的に早期に多くの資金を入れたくなるものです。
もしその経験がある方は、次はそうしにくくなると思います。また、その確度を上げるためには、日頃から資金管理を適切にしておくことです。
多くを求めない場合、必然的に適切な資金管理になります。そうでないフェーズの場合は、意識的にキャッシュ比率を確保しておくことが一案です。
とはいえ、結局この手の議論は、結果論に終始してしまう(暴落がいつ来るのかによって現金比率を上げた方がよかったのか下げた方がよかったのか変わる。結果論。)ので、あまり意味がないのです。
そのため、現金比率がいくらであろうが、残った資金力でどのように市場に投下していくのかだけでも決めておいて、その通りに執行していった方が現実的と思います。
まとめ
以上、暴落局面での逆ピラミッディングを2つ例示しました。
具体的な数値はあくまで一例ですが、もし売買に裁量性を持たせたい方がいれば、このようにあらかじめ相場の調子が良い時に決めておいた方が私はよいと思います。
結局、それがコロナショックでの機能的な逆ピラミッディングにつながったと思います。
ただし、売買に裁量性を持たせずに、「長期定期つみたて」を採る方は、淡々とつみたてる形ですね。
もちろん、資金を「①長期資金」と「②短中期資金」に分けて、「つみたて」+「裁量」の二刀流もひとつですね。
いずれにしても、自分に合った投資スタイルを続けていくことが肝要と思います。
ご参考になりましたら幸いです。
Best wishes to everyone!
資金の入れ方について、実際にコロナショックの時に記したものです。
暴落の際には、平常運転が肝要です。
暴落時に買う銘柄候補を、リストアップしておくのも一案ですね。ARCCも、コロナショック時に買いました。